刑務官の官舎

新人は官舎勤めが一般的

新人の間は、仕事を覚えて刑務官の環境と組織文化に慣れるために、官舎勤めがほとんど義務だそうです。新人の間は給料なども低いため、住居費を抑えられるメリットはあります。家賃はあったとしても非常に安く、ただ同然のこともあるそうです。

大抵は勤務する施設の隣接する敷地内などにあり、通勤ラッシュの苦しさとは無縁ですが、仕事が終わっても職場のすぐそば、ほとんど施設の中に住んでるのと同じ状況になるそうです。

また一人部屋の空きがない場合は、寮などと同じく数人の相部屋ということもあります。

官舎の状態

官舎であるため、公共住宅や社宅と同じく状態はあまり良いものではありません。入れ替わりも激しいため、汚損や器具の老朽化が大部進んでいるところもあるそうです。中には築何十年で隣の音が筒抜けであったり、狭い、使えないなどといったことも普通にあるそうです。

また場所によっては官舎の出入りにも管理人の立場が居て、出入りにも必ず許可や報告が要ってあってわずらわしいというケースもあります。なお、生き物などは原則的に飼えないという所が多いです。

所帯持ち用の官舎もある

結婚して家族がいる刑務官などには家族用の官舎が用意されていて家族で暮らすことは可能です。しかし刑務所という特殊な環境が気に入らないとか、子供の教育や外聞に気をつかう人もいるそうです。

何世帯もの家族が同居しているため、家族ぐるみの深く親身になった付き合いができる反面、常に周りの目がある、ちょっとしたことで噂になってしまう、プライバシーが尊重されないなど、心休まる暇がないということもあります。

また職場の階級や上下関係を反映した派閥ができたり、ややこしい人間関係がプライベートにまでできてしまうことがあるそうです。