経営企画の種類

経営企画の仕事は、企業の組織の形、上場企業かどうかなど、それぞれの企業の状況によって異なります。ここでは、企業ごとによく見られる経営企画の仕事を大きく3つに分けて解説します。

経営管理・経営会議運営・内部統制~もっとも一般的な経営企画の仕事

企業の中長期計画や経営計画策定と管理などを行う「経営管理」、会議に必要な資料作成から会議の進行まで担う「経営会議運営」、法令遵守の経営に導く「内部統制」は、多くの企業で経営企画に任されています。

いずれも経営の中枢に関わる仕事。業務に当たる中で、経営幹部と密にやり取りする機会が多くなります。

事業企画~企業によっては事業企画部などが担当

ここでいう「事業企画」とは、各事業部門の事業計画立案、複数の事業部門が関わる大型案件の推進、新規事業の立ち上げ、業務・事業提携やM&Aに関連した調査・交渉業務などを指します。

なお、中には、これらの仕事を経営企画部(室)ではなく、事業企画部に担当させている企業もあります。

営業・製品企画部、商品部など、案件に関わりの深い部署内に、新規事業開発や、各種提携、M&Aにあたる担当者を置いて対応するケースもあるようです。

IR・株式事務~上場企業の場合

「IR(アイアール)」とはInvestor Relations(インベスターリレーションズ)の略称で、投資家に向けて企業の財務内容、業績などの情報を公開する広報活動を意味します。

投資家用資料作成などの事務作業である「株式事務」と合わせ、主に上場企業で、IR・株式事務を経営企画が行うことがあります。

この場合、経営企画は決算報告や重要な情報の適時開示、株主総会運営、株主からの質問などへの対応を行う一方、寄せられた株主たちの声の中で経営改善に活かせるものを経営陣に伝えます。

こうした業務を経営企画部内の広報IRグループが受け持つケースもありますが、企業によってはIRは広報部、株主事務は総務部が担っています。

このように経営企画の業務の範囲は、企業によってさまざまです。経営企画職募集に応募する際は、任される業務の範囲を確認しておきましょう。