経営企画のキャリアパス

社内でのキャリアパス

企業にもよりますが、多くの場合、経営企画の出世コースとして最初に目指すのが、マネージャー職(課長クラス)。

一般にマネージャーは、任されているチームの目標をチーム内で共有し、その実現に向けて各スタッフに仕事を割り振り、進捗状況を管理します。

経営企画マネージャーの次には、ラインのマネージャー職に就くことが多いようです。

ここでいうラインとは、生産、販売、営業など、売り上げを直接つくり出す部門を指します。

経営企画はラインを支える管理系職種なので、ラインとは立場が異なります。

経営企画からラインへの異動には、ライン部門の立場への理解を深め、管理とライン双方の視点を持つ人材に育てる狙いがあります。

なお、通常、経営企画一筋で歩んできた人は、経理、総務、人事など経営企画以外の管理部門も経験してからポジションを上げていくようになっています。

30代でマネージャー経験を積み、40代以上で部長や執行役員などの上級管理職に就任。

中でも、部長クラスのリーダー格に当たる経営企画部部長に抜擢される。あるいは、経営管理に強い取締役として経営陣の中に名を連ねる。これらが経営企画の理想のキャリアパスといえます。

転職によるキャリアパス

経営企画には、転職を通じたステップアップも考えられます。

よくあるのは、株主対応やIR業務、海外での事業展開などに通じたスタッフが、上場や海外進出を目指すベンチャー企業の経営企画として、それまでを上回る年収とポジションで迎えられるケース。

しかし、これはミスマッチに終わることもあるようです。

雑用は部下任せだった大企業出身の経営企画は、ベンチャー企業で求められる雑用でも進んで行うフットワークの軽さに欠けていたり、中小企業出身者は、スケールの大きい仕事に不慣れだったりなどするからです。

さて、それでは経営企画以外の職種で、よく見られる転職先にはどういうものがあるでしょう。

珍しくないのがコンサルタント会社です。経営企画の経験を活かしてコンサルタント会社で活躍した後、独立して自らコンサルタント会社を立ち上げ、さらなるキャリアアップを目指す人もいます。