警備員に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

どのような職業でもそうですが、警備員を志すにあたって気になるのは、自分が警備員に向いているのかということでしょう。

本記事では、警備員に向いている性格や必要なスキル、反対に向いていないのはどんな人かを紹介します。

警備員に向いている性格・適性

責任感と使命感

警備員の仕事は、施設や現場を利用する人や依頼人を守ることが最優先されます。

「ガードマン」と呼ばれるのもそのためです。

守る仕事に必要な資質は、なんといっても責任感や使命感です。

自分の持ち場をしっかり守れる人は信頼を勝ち取り、次第に大きな現場を任されるようになるなど仕事の幅が広がっていくでしょう。

当たり前のことを当たり前に

警備員に限らず何の職業にも言えますが、当たり前のことを当たり前にこなす資質も重要です。

警備員の仕事は業務の範囲が曖昧になりやすいため、ときには自身の判断で面倒なことやトラブルを回避しようという思考が働いてしまうこともあるでしょう。

そうではなく、自分の持ち場で起きていることは全て自分の仕事だと心得て、臨機応変に、そして的確に動くことができる人が警備員として求められます。

警備員になるには

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

警備員に必要なスキル・能力

持ち場を守るという仕事とは矛盾しますが、警備員は人と接する仕事でもあるので、多少の気が利く人、融通の利く人が向いているといえます。

たとえば館内巡回をして不審者を探す業務についている時に、そこを訪れたお客さまからトイレの場所を尋ねられた場合、本来は業務外のことだとしても場所を案内する心遣いも必要でしょう。

規則やルールを厳格に守る仕事ではあるのですが、少し気を利かせたり思いやりの心を持ったりして接していれば、お客さまや利用者、依頼者から信頼も得られるでしょう。

警備員の仕事は「警備」だけではないということを理解できている人には、適性があるといえます。

警備員に向いていないのはどんな人?

警備員には、人の命や財産を守る大切な仕事であるため、職業上の制限があり、以下に該当する人は警備業務を行うことができないため注意が必要です。

職業上の制限
  1. 18歳未満の者
  2. 成年被後見人、被保佐人、破産者で復権を得ないもの
  3. 禁錮以上の刑、又は警備業法違反罰金刑での執行を終わる等して5年を経過しない者
  4. 最近5年間に、営業停止命令等違反、又は警備業務に関して重大な不正行為で「警備業の要件に関する規則で定めるものをした者
  5. 集団的に、又は常習的に暴力的不法行為等で要件規則で定めるものを行うおそれがある者(暴力団員等)
  6. 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に基づく再発防止命令又は中止命令を受けた者で3年を経過しないもの
  7. アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者
  8. 心身の障害により警備業務を適正に行うことができない者として国家公安委員会規則で定めるもの

また、警備員になるためには入社して30時間以上におよぶ研修が必要です。

この研修を受けずに警備員としての仕事をすると法令違反となります。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

警備員の適性のまとめ

施設や現場を利用する人や依頼人を守ることが最優先される警備員に必要な資質は、なんといっても責任感や使命感です。

また、自分の持ち場で起きていることは全て自分の仕事だと心得て、臨機応変に、そして的確に動くことができる人が警備員として求められます。

規則やルールを厳格に守る仕事ではあるのですが、少し気を利かせたり思いやりの心を持ったりして接していれば、お客さまや利用者、依頼者から信頼も得られるでしょう。