警備員の給料・年収

雇用形態による待遇の違い

外見上は同じ警備員であっても、その雇用形態はさまざまです。警備会社と直接契約を雇用契約を交わしている正社員の警備員、アルバイトの警備員、さらには人材派遣会社から派遣されて働いている警備員などです。

正社員として働く警備員の場合は月給制や年俸制が適用され、アルバイトの警備員は時給ベースでの給与体系になります。人材派遣の場合は派遣会社との労働条件が適用されます。

人材派遣は雇用が安定しない一面があるため、労働単価である時給はアルバイト警備員よりも若干高いのが一般的な相場です。

警備員の給与は安い?

一般的に、警備員の給料水準は低いといわれています。給与体系はさまざまですが、アルバイトの警備員は時給ベースで働いており、地域にもよりますが、平均的な時給は900円〜1100円くらいというのが相場です。

この給与水準で手取りの月収を20万円にするには300時間程度の勤務が必要とされており、これがひとつの目安になっています。

最近では警備会社の多角化により新卒採用も活発になってきており、こうしたキャリア採用の場合は時給ベースではなく月給制、または年俸制などを導入する傾向も見られます。

年収アップのポイントは資格

時給ベースで働いて収入をアップさせるには、労働時間数を増やさなければなりません。しかし、それには限界があります。そこで検討されるのが、生産効率を高めることで収入をアップさせる方法です。

最も効果的なのは、警備に関する各種資格です。それぞれの資格を持っている人でないと担当できない業務があり、現場によっては最低1人は有資格者を配置しなければならないという法律の規定があるため、必然的に有資格者の待遇は良くなります。

資格手当や労働単価のアップにより、収入アップに有利となります。

警備員の平均年収統計

厚生労働省の平成27年賃金構造基本統計調査によると、警備員の平均年収は49.9歳で約300万円となっています。

・平均年齢:49.9歳
・勤続年数:7.7年
・労働時間:170時間/月
・超過労働:22時間/月
・月額給与:229,500円
・年間賞与:257,900円
・平均年収:3,011,900円

出所:厚生労働省「平成27年 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

平成27年 警備員の年収(規模別 ※男性のみ)

10人〜99人規模の事業所に勤める警備員の年収は233万円、100〜999人規模は316万円、1,000人以上規模は346万円となっており、勤務先の事業所が大きいほど年収が高くなっています。

なお、10人以上規模平均は301万円となっています

警備員の年収(規模別)_27

平成27年度 警備員の年収(年齢別 ※男性のみ)

警備員の年収は、年齢とあまり関係性がなく、どの年代においても300万円ほどとなっています。

平均年収は304万円となっています。

警備員の年収(年齢別)_27

※本統計は、調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

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