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仕事体験談

体力や眠気と戦う仕事

回答者 : サクマさん(男性/30歳)

職業名 : 警備員現在の状態 : 経験者経験年数 : 4年

仕事内容
私は警備員として、神奈川にある工場で働いていました。

仕事内容は、立哨、巡回、受付がメインです。

30分交替で門の前に立つ立哨と受付を交互に行い、1日に4回ほど、一時間の巡回を行うという流れです。

日勤、夜勤、24時間勤務の3種類があり、夜勤と24時間勤務の場合、4時間の仮眠をすることができます。

職場では新人でしたので、役職はありませんでした。

警備員を目指したのは、元々警察官を目指していたからです。

しかし、試験に落ちてしまったので、近い職業である、警備員になることを決めました。

まったく違う職業ですが、制服が警察官のものと似ているので、最初はそれだけで嬉しいと感じていた記憶があります。
仕事のやりがい
警備員をしていると、さまざまな人に声をかけられます。

特に多いのが、道を尋ねてくる人です。

そのような人に「ありがとう」と言ってもらえると嬉しいですし、いつも素通りするような人が、たまに「ごくろうさん」と言ってくれると、喜びを感じます。

やっていて当たり前の仕事ですので、感謝されることはあまり多くありません。

そのため、少しでもそのようなことがあると、とっても嬉しく感じます。
覚悟しておいた方がいいこと
まず一番は体力です。24時間という勤務スタイルは他の仕事にはない特徴ですので、これに耐えられないようであれば、初めから諦めるべきです。

給料は他の仕事に比べると安いです。

ただ、資格を取得することで、それに応じた額、給料が上がるというシステムがあります。自分で努力すれば、この辺りは何とでもなるため、結局は努力次第です。

将来性としては警備という仕事がこの世からなくなることはないので、安心でしょう。

業績も悪くありませんでした。

ただ、機械警備への移行がどんどん進んでいるので、将来性を考えるのであれば、機械警備を行っている部署を希望すると良いです。

機械に詳しくなくても、車の運転さえできれば、誰でも行うことができます。
給料・待遇
私は新卒で入社し、月の手取りは18万円ほどでした。

新卒にしては高いほうですが、これは残業代も含んだ額です。

昔は残業が100時間を超えることは当たり前でしたので、単価としてはけっして高くありません。

時給にすると、800円程度だと思います。

4年勤めましたが、それほど給料は上がりませんでした。

2年で5000円上がる程度でしょうか。年収としては常に200~230万程度です。

私は資格をあまり取らなかったので、もう少し努力すれば、給料も上がると思います。

ボーナスは年一回で、最初は5000円、次は10000円、というように、5000円ずつ上がっていくような状態でした。

当時の先輩から聞いた話では、10年働けばようやく月給分のボーナスがもらえるような状態らしいです。
この職業の恋愛・結婚事情
警備員として働く人は、独身者が多いです。昼に働いたり、夜に働いたりするので、どうしても恋愛に疎くなるのです。

結婚している人の場合、サービス業をしていた相手が多いです。

これは、警備員は平日休みが多いため、どうしても相手も平日休みでないと、会えなくなるからでしょう。

職場は女性が少ないので、職場結婚はほとんどありません。

警備員になったら、プライベートで相手を探すことになります。
この職業を目指す人へのメッセージ
警備員の仕事はそれほど難しい仕事ではありません。

そのため、仕事ができるかどうかを心配する必要はないでしょう。

しかし、体力や眠気と戦う仕事ですので、そこに耐えられないと話になりません。

待遇としてはそれほどよくありませんが、自分の努力次第では給料も上げられますし、出世もできます。

出世して、現場ではなく支社で働くようになれば、サラリーマンと同じ生活ができるため、そこを目指しても良いでしょう。

あと、転勤が多いので、覚悟しておいてください。2~3年でほとんどの人が転勤を経験します。

ただ、ほとんどが県内ですので、そこは安心して良いです。

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