家庭裁判所調査官への転職

採用試験の受験資格には年齢制限がある

家庭裁判所調査官になるには、裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補)に合格する必要があります。

総合職試験、大卒程度区分では、国家公務員法による規定の他、

・試験の実施年度の4月1日における年齢が21歳以上30歳未満の方(21歳未満で大学卒業及び卒業見込みの方も受験可)
・院卒者区分は、30歳未満であって、大学院修了及び修了見込みの方

であれば受験することができます。

そのため、社会人になってから家庭裁判所調査官を目指したいという場合でも、受験をすることはできますが、何歳になっても可能というわけではありません。

試験勉強等の準備期間を含めて早めの準備が必要になるでしょう。

採用試験は難関

採用試験は、国家公務員の中でもキャリア組の採用試験と比較されるほど難関試験となっています。

比較的時間のある学生であっても公務員試験予備校を活用して徹底的に勉強し、数度目でやっと合格できたという人も多いレベルです。

そのため、社会人から志す場合は、忙しい中でいかに試験勉強に時間を割くことができるかということも重要でしょう。

人生でのさまざまな経験が役に立つ

家庭裁判所調査官の仕事は、人を相手とする仕事です。

人を観察し、その深層にある心理や行動の原因などを見極めていく中では、専門知識をベースに調査官自身のそれまでの人生経験が役に立つ場面が多々あります。

たとえば、私生活で子育てしている経験を通しての悩みなどは、机上で学ぶことよりも多くのことを考えさせられるでしょう。

また社会人として経験してきたことも、人をさまざまな角度から捉え、より深く理解することに役立つでしょう。

転職する際は、社会人として自分がこれまで経験してきたことを、どのように家庭裁判所調査官として活かせるのかということを整理することが必要です。