プロの歌手とアマの歌手の違い

明確な違いは挙げにくい

音楽の世界では、しばしば「プロ」や「アマ」という使い分けをされることがありますが、一般的に「プロ」はお金をもらって歌手を職業として生活している人、「アマ」はそうでない人と分けられます。

ただし、両者の違いを明確に説明しようとした場合、人によって出てくる意見はまちまちです。

単純に「歌唱力」という考え方もできますが、世の中を見渡してみれば、素人でも並外れた歌唱力を持っていて、「すぐにデビューできるのではないか?」と言われるような人もいます。

「情熱」や「音楽に対する思い入れ」という意見を挙げる人もいますが、プロとアマの熱意の大きさは、単純に数字で比較できるものではありません。

アマだからといって、プロよりも気持ちが劣っているということでは必ずしもないはずです。

職業としてやっていくかどうか

歌手のプロとアマの大きな違いは、本人がそれを「職業」としてやっているかどうか、という意識の差といえるかもしれません。

アマであれば、自分が満足する曲を作って歌うだけでも十分に楽しめますし、それが素晴らしいものであれば、周囲の人を感動させたり、喜ばせることもできるかもしれません。

しかし、プロとしての活動を続けていきたいと思うのなら、もっと広い視野を持って歌っていかなければ、大きな成功は望みにくいところがあります。

職業にする以上、やはり「ヒットして、稼げるようになる」ことを目指していく必要があるからです。

また、アマであれば自分の好き勝手にできていたことも、プロになると事務所の意向や世間のニーズを踏まえた活動をしなければならないなど、しがらみが出てくる可能性もあります。

こういった事情から、たとえ実力や才能があったとしても「自分はアマのままで、歌えればいいんだ」と言えば、その人はずっとアマの領域で活動を続けていくことになります。

歌手のプロとアマの線引きは難しいところですが、「職業としてやっていくかどうか」という考え方を、ここでは紹介しました。