官僚への転職、中途採用

社会人から官僚になる人も

官僚になるために受験必須となる「国家公務員採用総合職試験」は、受験資格の一部として年齢制限があります。

ただし、平成27年度の大卒程度試験を例に挙げると、年齢制限は「昭和60年4月2日〜平成6年4月1日生まれの者」となっており、公務員試験の中では比較的広い年齢層の人に門戸が開かれていることが特徴です。

そのため、留年や就職浪人をして合格を目指す人や、一度社会人となってから再び試験を受験する人も珍しくはありません。

新卒以上に厳しい面も

国家公務員採用総合職試験は、公務員試験の中でも最も難しい部類の試験だといわれています。

難関大学に通う現役の大学生や大学院生でも、きちんと試験勉強をしなければ合格は難しいです。

もし働きながら試験勉強をしていくのであれば、きちんとスケジュールを立てたうえで、意識的に勉強時間を作る必要があるでしょう。

また、採用試験に合格したとしても、次なる難所である「官庁訪問」を突破しなくてはなりません。

そこでは面接が実施されますが、転職者の場合は「なぜ、今から官僚(国家公務員)になりたいのか」を必ず聞かれるはずです。

また、前職での経験や異業種から官僚を目指す場合には、その点についても突っ込んで聞かれることがあるようです。

官庁訪問で不採用となる人も大勢いるため、しっかりと志望動機などは練り込んでおく必要があるといえます。

また、もし同等のレベルの受験生が2人おり、そのうち1人だけを選ばなくてはならない場合には、より若い人を採用する傾向もあるようです。

こうしたことから、転職や既卒の人が官僚を目指す場合には、新卒者以上の頑張りが必要といえるかもしれません。