官僚になるための試験、難易度

国家公務員採用総合職試験とは

官僚になるためには、「国家公務員採用総合職試験」を受験して合格となり、各省庁から採用される必要があります。

国家公務員採用総合職試験は「院卒者試験」と「大卒程度試験」の2種類があり、それぞれ以下の区分に分けて実施されます。

区分ごとに採用予定数が決まっており、いずれもかなりの難関となっています。

院卒者試験

行政、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産・農業農村工学、森林・自然環境

大卒程度試験

政治・国際、法律、経済、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境

試験の内容

国家公務員採用試験は、第1次試験と第2次試験の二段階制で実施され、第1次試験の通過者のみ第2次試験に進むことができます。

第1次試験は、基礎能力試験および専門試験があり、前者は公務員として必要な基礎的な能力についての筆記試験、後者は各試験の区分に応じた専門的知識などについての筆記試験です。

第2次試験は、各試験の区分に応じた専門的知識などについての筆記試験のほか、院卒者試験では課題に対してグループ討議を行う政策課題討議試験と人物試験(個別面談)、大卒程度試験では政策論文試験と人物試験(個別面談)が行われます。

それぞれの試験において配点比率が決まっており、総合点で最終合格者が決定します。

なお、試験実施年度の4月1日から遡って5年前の日以後に受験したTOEFL、TOEIC、IELTS、英検の英語試験のスコアを持っている場合には、最終合格者決定の際に、スコアに応じて一定の点数が加算されます。

試験の倍率・難易度

試験の倍率は年ごとに変動がありますが、平成26年度の場合、

・院卒者試験が5.6倍(採用予定人員214人に対し、申込者数3,062人、合格者数551人)
・大卒程度試験が13.2倍(採用予定人員487人に対し、申込者数17,985人、合格者数1,367人)

となっています。

ただし、最終合格者になったとしても、即採用内定というわけではありません。最終合格者はその後、希望する官庁への官庁訪問を経て、その中から適性があると認められた人が一定数採用されます。

国家公務員採用総合職試験の詳細は、人事院の下記ページをご参照ください。

人事院 総合職試験について