管理栄養士学校での実習

管理栄養士の実習とは?

管理栄養士養成学校では、在学中に必ず実習が行われます。この実習は正式には「臨地実習」といい、種類ごとに国が定める指定の施設において実施されます。

なお、実習の実施時期は「養成期間の後半」という定めがあり、具体的には3、4年次で行われています。

1年生や2年生の間に基礎的な知識を身につけ、それを踏まえた上で実際に現場で働いてみることで、さらなる知識や技能を修得することを目的としています。

実習の場・内容

実習は、「臨床栄養学」「公衆栄養学」「給食経営管理論」で4単位以上(「給食の運営」に係る校外実習の1単位を含む)と定められており、種類によって施設が異なります。

臨床栄養学は、病院や介護老人保健施設等の医療提供施設、公衆栄養学は保健所、保健センター又はこれに準ずる施設、給食経営管理論は事業所等の集団給食施設となっています。

各施設でだいたい1週間から2週間程度の実習が行われます。

病院であれば患者さん一人ひとりに対する栄養指導、保健所では健康・栄養調査の講義や事務、施設では調理業務など、それぞれの職場における管理栄養士の仕事の一部を体験することができます。

実習で学ぶこと

生の現場を経験することで、管理栄養士とはどのような仕事なのかが肌身で感じられるのは、実習の大きな魅力といえるでしょう。

しかし、実習は楽しいばかりでなく、大変なこともあります。実習先では入院されている患者さんや、施設に入所されている高齢者の方などと直接接するため、甘い気分ではいられません。

仕事は想像していたよりも、ずっと大変だと感じることもあるかもしれません。毎日、眠い目をこすりながらレポート課題をこなすこともあります。

それでも管理栄養士たちは、養成学校時代の実習経験はとても役に立ったと話しています。実習に参加することで、より自分の将来像が見えやすくなったり、管理栄養士を目指す情熱が高まったりする人も多いようです。