環境コンサルタントに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

環境コンサルタントに向いている性格・適性

知的好奇心が旺盛な人

環境コンサルタントの仕事では、クライアントが抱える課題に対して、環境問題の専門家の立場として解決策を提案していきます。

おもなクライアントは企業となりますが、クライアントの課題や置かれている状況は案件ごとに異なり、すでにある程度の環境対策をしている場合も多くあります。

そのなかで、現状をさらに改善していくためにどのようなことができるのか、クライアントと対話をしながら問題点を明らかにし、分析や検証を行って答えを導き出していかなくてはなりません。

そのなかでは、これまで勉強して身につけてきたこと、あらゆる情報を総動員していく必要があります。

勉強を苦にせず、さまざまなことに興味を持てるような人に好ましい仕事だといえるでしょう。

また、地球環境については新しい問題や対処法、法律も次々と出てくるため、問題に対して普段から自分なりに考え勉強しておくことが重要です。

環境保護に携わりたい人

環境問題は世界的なテーマであり、これから世界全体で取り組んでいかなくてはならない重要な問題です。

また、環境に関連する法律の改正や新しいルールは次々誕生しているため、常に最新の情報を手に入れ新しい知識を身に付けなくてはなりません。

環境に対して強い興味があり、環境を守っていくことを仕事にしたいという気持ちが強い人に向いている仕事だといえるでしょう。

環境コンサルタントになるには

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環境コンサルタントに必要なスキル・能力

根気強さ

環境コンサルタントは環境保全を目的としたコンサルティング業務が中心となりますが、その結果は短期間で出るものばかりとは限りません。

むしろ数ヶ月から数年、長いものでは10年以上という長期間かけてようやく効果が出るようなこともあります。

自分が行動したら即結果につながるとは言い切れない面も多く出てくるため、長期的な視点をもってプロジェクトを進めていける忍耐力が求められます。

また、この仕事では感覚やひらめきではなく、事実を踏まえて論理的に物事を考え、答えを出していくことが必要になります。

じっくりと物事に向き合い、冷静に判断を下していける人も環境コンサルタントの適性があるといえるでしょう。

体力・精神力がある人

環境コンサルタントの仕事は激務になりがちといわれています。

関わるプロジェクトの難易度が高かったり、案件が重なっている時期などは深夜遅くまで残って働いたり、休日出勤もしなくてはならないことがあります。

さらに、環境調査の仕事などは屋外で行うこともあり、ときに寒さや暑さ、悪天候などにも耐えながら肉体的な負担を感じることもあるかもしれません。

業務量は職場によっても差が出ているようですが、ある程度のハードワークも乗り越えられるだけの精神力や体力がある人は、環境コンサルタントに向いているといえるでしょう。

環境コンサルタントに向いていないのはどんな人?

環境コンサルタントは、環境改善のために、分析結果などの数値やデータを扱うこともおおいです。

環境計量士などの職業と協力することもありますが、自ら測定を行うこともあります。

つねに正確でていねいな仕事ができる人でなければ、正しい測定ができず、仕事にも影響を与えてしまうでしょう。

おおざっぱに物事を進めてしまう人、数字を扱うことを苦に思う人は、仕事を続けるのが難しいかもしれません。