看護師の夜勤は大変?

「看護師の仕事は、やりがいのある仕事だけど、夜勤があって大変。」とよく言われます。確かに、夜中に働くことは、本来の体の生理に反することですし、リズムもつかみにくいものです。

しかし、「夜勤は楽!」とは決して言えませんが、「夜勤は大変」と一言で片付けてしまうこともありません。夜勤についてもう少し考えてみると、違った側面も見えてきます。

大変なこと

<生活のリズムが狂う>
夜間に仕事をするので、睡眠時間が昼間になり、生活のリズムが逆転してしまいます。そのままずっと夜勤ばかりならそれでもよいのですが、短い周期で昼間の勤務もしなくてはいけないので、非常に不規則な生活になります。

<家族や友達の生活時間に合わせられない。>
人が寝ている間に仕事をし、起きている間に仮眠を取りますから、昼間の仕事をしている友人や、家族と生活時間が合いません。特に、小さな子供を持つお母さん看護師にとっては難しい選択です。

責任が大きい

夜勤は通常、2人~3人で行います。これは、夜間帯(患者さんの就寝中)は昼間と比べて業務が少ないからですが、患者の急変、緊急入院、緊急手術など、ひとたび何かがあった場合は、少ない人数で対処しなくてはいけません。

看護師長やベテラン看護師に頼ることもできず、自分達で判断する場面も多く、責任があります。

良いところ

<時間の有効活用>
夜勤をした場合、昼間は仕事明けで勤務がありません。ですから、体力があれば、そのまま出かけたり、家の用事ができます。

実際に、日勤(昼間の仕事)ばかりしていると、郵便局や銀行に行くこともできませんし、子供の授業参観などの学校行事にも、休みを取らないと出席できません。しかし、夜勤明けという形を取れば、休みでなくても、日中に自由な時間をとることができます。

手当てがつく

夜勤には「夜勤手当」が付きます。これは、看護師の給料が、他の職種よりよい理由のひとつです。手当ては、勤務した時間帯によって金額が違い、最も高いのは、深夜勤務です。

夜勤は、不規則な生活を余儀なくされ、肉体的にきついと感じる瞬間もありますが、その分の報酬がハッキリと金額となって表わされると、やはりそれは励みになります。

夜勤は、大変かもしれませんが、逆に夜勤をしないと、昼間の仕事だけでは、自由な時間と給料が少ないので、物足りなさを覚えることもあります。

また、現代は、病院だけでなく、町全体が24時間稼動しているので、看護師だけが夜勤があって大変とは言えなくなってきていると思います。

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