看護師の正社員以外の働き方

看護師には、正職員として働く以外にも、パートや派遣職員として働く方法があります。ここでは、正職員とパート、派遣にはどのような違いがあるのか、どのような人が従事するのかを見てみます。

パートタイムの働き方

入院患者さんがいる病院では、24時間看護師が必要となります。ですから、正職員として勤めている看護師は、交替で夜も勤務を行ないます。

しかし、働く意思はあっても、家庭の事情や体力的問題により、24時間の変則的な勤務を行えない看護師も多くいます。

また、子供が小さいので1日に数時間だけ働きたい、ご主人の扶養家族(収入が少なく保護が必要とされる家族)の限度額内で仕事がしたいなど、働く時間を制限する看護師もいます。

そのような人が選ぶのが「パートタイム(パート)」という働き方です。パートは、文字通り一部の時間だけ仕事をする勤務形態です。パートタイムは特に夜勤ができない看護師の多くが選ぶ働き方ですが、入院患者のいないクリニックや診療所の勤務であれば、正職員でも夜勤の必要はありません。

また逆にパートは、昼間は働かないで、夜勤だけ行なうという働き方もあります。1日のうちの、都合のいい時間帯を選んで働けるのが、パートの魅力です。

派遣として働く

正職員以外の働き方で、もうひとつあるのが「派遣」です。

派遣は、看護師を必要としている施設に、その条件に見合った人材を派遣し、一定期間労働に従事する勤務形態です。

契約期間はその時によって違いますが、期間が終わればまた新しい勤務先に派遣され、一ヵ所に留まりません。派遣看護師には、数週間、数ヶ月単位での勤務の他に、単発で在宅看護や入浴介助、団体旅行や学校の遠足の保健要員の仕事もあります。

派遣は、看護師としていろいろな職場で経験を積みたいという人や、短期間だけ働きたい人に向いているでしょう。

正職員として働くよりも、時間的融通が利き、拘束も少ないパート・派遣看護師は、その分、給与は正職員よりも少なく、有給休暇、退職金など福利厚生が適用されないこともあります。

いずれにしても、看護師は、ライフスタイルや将来を考え、自分にあった働き方で資格を有効に活かすことができる職業です。

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