看護師は患者さんに対する思いが不可欠(体験談)

執筆者:ちえ 45歳 女性 経験年数:20年

看護とは

「看護」というと、何を思い浮かべるでしょうか。注射?点滴?検温?ガーゼ交換?

看護には大きく分けて、二つの仕事があります。

一つは診察の介助。医師の診察や検査、治療がスムーズにできるようにサポートします。診察方法、検査方法、治療内容を把握していなければなりません。

もう一つは療養の世話です。入院患者さんの身の回りのお世話です。私は個人的には二番目の療養の世話のほうが大切だと思っています。

生活の場

患者さんは病気を治すために入院して、病院で寝起きします。そして、一日を病院で過ごします。

患者さんにとって病院は、治療の場であるとともに生活の場であるということを理解しておいてほしいと思います。

毎日の保清、排せつ、食事などなどを、病院で行うのです。

その方にとって何か困難なことがあれば、一緒に考え、解決に努めます。そして、患者さんの異変に気が付かなくてはなりません。

患者さんを見つめること

あまり知られていませんが、医師に治療計画があるのと同じで看護にも「看護計画」があります。

これは患者さんが入院された時に必ず立てるもので、計画の立て方は学校で習うでしょう。

看護計画は立てっぱなしではいけません。その看護がその方にあっているのかアセスメントし、その都度プランを変更していきます。

患者さんの状態が変わった時も、もちろん立て直します。患者さんを見つめていなければ、できないことです。

プロとして

このように、看護師の仕事は多岐にわたります。

その中で間違えないでほしいのは看護師は医師の召使いではなく、患者さんのための存在だということです。

そして、ただ患者さんと関わっているわけではないということを知っておいてほしいと思います。

患者さんと医師と看護師は同等です。患者さんと同じ目線で接してください。

そのためには医師と並ぶほどとはいきませんが疾患の十分な知識と、看護技術、患者さんに対する思いが不可欠です。

仕事体験談