看護師の勤務状況 (体験談)

慢性的な看護師不足により、どの医療現場もフル回転でシフトを組んでいるのではないでしょうか。ここ数年、看護師の過労死も問題となっており、一般にも看護師という職業がいかに激務であるかということが広く知れ渡るようになってきました。

ここでは、看護師の世界はどのような勤務状況なのかということをお話していきたいと思います。

勤務形態に体調を合わせるのに苦労

看護師というと一般の会社員とは違い、夜勤や遅出、早出勤務といった不規則な勤務形態で、それに合わせた体調管理が大変というイメージがあるかもしれません。

私も新人の頃は、夜勤と日勤が繰り返される日々に昼型だった自分の体を合わせるのに苦労した思い出が強く残っています。

なにせ看護学生時代の病棟実習の経験しかなく、それまでは「朝8時30分開始の申し送りに間に合うように病棟に来ること」というルールだけを守っていればよかったものです。それが国家試験に合格し、本物の看護師として働くようになってからは生活が一変しました。

不規則な勤務表に自分の体調を合わせ、さらにそんな状況下できつい業務をこなす毎日。夜勤を3日連続で勤務したこともありました。2日連続でも肉体的・精神的に厳しいものを3日連続となると、このまま一生夜が明けないのではないか…という暗い気持ちになります。

「目を開けて寝る」状態

私は看護師になって初めて「目を開けて寝る」というのはこういうことなのだろうということを実際に自分の体で体験しました。どんな方でも一度は経験があるかもしれませんが、眠くても寝られないというのは非常につらいものです。

夜勤の時は、もちろん患者さんは寝ているため、薄暗い中での業務が多くなります。薄暗い中で仕事をしていると、少しでも手を休めると目が自然に閉じ、意識が薄れていくのがわかります。

慣れてしまえば、自分の体を夜勤用・日勤用に使い分けて私生活も楽しめるようになってきますが、慣れるまでが大変なのです。逆に日勤のみ1週間という時もあり、それはそれでつらいものでした。

勤務表に左右される

誰かがまとまった休暇をとると、その分勤務可能な人にしわ寄せがきてしまい、特定の人だけ激務になることもあります。

基本的に勤務表を作るのは、私がいた部署では師長が毎月作ることになっていたので、勤務表を作るのが得意な方とそうでない方によっても変わってきます。時には「人ごろし〜!」と師長に言いたくなることもあります。

このように、看護師は本当に激務です。勤務表と向き合い、自分の体調管理をしっかり行いながら、自分なりに私生活を楽しむ方法を見つけることがよりよい看護師生活を送る上でのポイントとなってくると思います。

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