海運会社社員の給料・年収

平均年収

海運会社の平均年収は、700万~800万円ほどがボリュームゾーンとなっています。

企業によって差はありますが、海運業界は全体として給与水準が高めといわれており、大手になると年収1,000万円程度にまで届くところもあります。

海運会社の給料が高い理由としては、まず、近年のアジアなどにおける途上国のめざましい発展により、海運業界全体が好景気の中にあることが挙げられます。

また、大手海運会社のなかには100年以上の歴史を持つ企業もあり、安定した事業基盤の下に経営していることから、それらの企業が業界の平均年収をグッと押し上げているともいえます。

ただし、業界としては世界経済の動きに左右されやすいため、ずっと好景気が続くとは限りません。

また、大手3社といわれる「日本郵船」「商船三井」「川崎汽船」に対し、それ以外の会社では平均年収に数百万円程度の差が出ているところもあります。

初任給

海運会社の初任給は、職種や最終学歴によっても異なります。

大手海運会社の初任給の例(2015年4月実績)を挙げてみましょう。

商船三井

・陸上総合職
大卒:220,000円
修士卒:256,280円

・海上社員(自社養成コース)
大卒:194,370円

・海上社員
大卒:220,000円
商船高等専門学校卒:213,000円

川崎汽船

・陸上総合職
214,300円(半年後235,300円)

・海上職(自社養成コース)
180,000円(養成期間中)

・海上職(船員教育機関)
三等航海士・機関士 235,300円

諸手当・福利厚生

一般的な手当として、通勤交通費や住宅手当があります。

また、海上職として三級海技士資格を取得して船に乗るようになると、乗船手当や航海日当が付きます。

福利厚生としては、各種社会保険完備、独身寮、社宅制度、保養所、クラブ活動、住宅財形制度、貸付金、社員持株会などが代表的なものとなっています。

大手企業の福利厚生は、かなり充実しているといえるでしょう。