海運会社社員の就職、求人、採用の状況

海運会社の採用人数はあまり多くない

海運会社は、大手といわれる企業から中小規模の企業までさまざまありますが、そのなかで新卒採用を定期的に行っている企業は複数あります。

とくに大手であれば、基本的に毎年必ず新卒を採用しているため、これから海運会社に入りたいと考えている学生さんにもチャンスは十分にあるといえるでしょう。

しかし、注意しておきたいのは、海運会社は全体として採用人数があまり多くないという点です。

最大手クラスの企業でも年間での新卒採用は20名程度となっており、年度によってはさらに少ないこともあります。

その理由の一つは、海運業界は昔から少ない人数で大きなお金を動かしていく傾向が強く、大手であっても従業員数はだいたい1000人以下と、そもそもの従業員数がさほど多くないことが挙げられます。

従業員数が何千人、さらには1万人を超えるような他の業界の大手企業は100名単位での新規採用を行うことも珍しくありませんが、海運会社ではそこまで大規模な採用活動が行われることは普通ありません。

大手3社の人気は高い

海運業界で「大手3社」といわれるのが、日本郵船、商船三井、川崎汽船です。

これらの企業は歴史があり、知名度も高いことから学生の就職先として根強い人気があります。

商社と併願する人も多いとされており、意欲が高い人材が集まりやすいといわれています。

また、学歴だけで合否が決定することはありませんが、難関校の学生もたくさん志望するため、どうしても競争は厳しくなっていくようです。

ただし、「給料がいいから」「有名だから」といった理由だけで志望する人も決して少なくないようです。海運の仕事に対する本物の熱意を示すことができれば、合格も近づいていくでしょう。

採用状況は変動する可能性も

海運業界は、世界経済の影響を受けやすい業界です。

したがって、景気が良い時期には安定した採用活動が行われますが、世界不況に陥った場合には採用人数が大幅に減ったり、採用がストップしたりすることも考えられます。

これから海運業界を目指す人は、業界の動向をよく確認していく必要があるでしょう。