海運会社社員に必要な資格、スキル

職種によって必要な資格やスキルは異なる

海運会社ではさまざまな職種の社員が働いており、どの仕事に携わるかによって必要とされる資格やスキルが異なります。

陸上総合職の場合には、入社時点において特殊な資格やスキルが求められることはほとんどありませんが、海上職については専門性が問われます。

航海士や機関士として活躍する海上職に就くためには、特別なルートをたどらなくてはなりません。

まず、所定の教育や乗船訓練を受けて、三級海技士<航海>または<機関>のライセンスを取得すること。そのうえで、乗船経験を積んで船長あるいは機関長を目指す流れとなります。

ライセンスは、船員教育機関で取得してから入社することもできますし、「自社養成コース」区分で採用されることで入社後に取得を目指すこともできますが、いずれにしても海上職として働くにはライセンスの取得が不可欠です。

航海士の仕事

語学力について

グローバルなビジネスを展開する海運会社では、業務をスムーズに進めるうえで語学力も求められてきます。

配属部門によってどの程度のスキルが必要になるかは若干変わってくるものの、英語を使ってメールや電話をしたり、ドキュメントの読み書きが必要になってきたりする場面もあります。

また、海外に拠点を置く企業の場合には、若いうちから海外赴任を命じられることもあります。

そこでは国際感覚も必要になってきますが、とくに新卒の場合、入社時点で高い語学力が求められるわけではありません。

応募資格としてTOEICなどのスコアが掲げられることも基本的にありませんし、入社後の勉強でも十分に対応できるといえます。

まずは積極的に語学のスキルを身につけようとし、海外とのやりとりを楽しめるかどうかということが重要だといえるでしょう。

ただし、即戦力としての活躍が期待される中途採用(キャリア採用)の場合には、TOEICのスコアなどが採用条件のひとつになるケースもあるため注意が必要です。