海運会社社員の勤務・労働時間・休日・残業

海運会社ではさまざまな職種の社員が働いていますが、勤務時間や休日については、陸上で働く人と、海上職として船に乗る人とで大きく異なります。

ここでは、それぞれの働き方について紹介していきます。

陸上勤務の場合

勤務・労働時間

本社や事業所など陸上で働く場合には、基本的に日勤となり、毎日定められた時間帯で働くことになります。

会社によって勤務時間は異なりますが、だいたい9:00~17:00くらいの間で勤務し、標準労働時間は7時間程度となっています。

職場によっては、効率的な働き方を実現するためにフレックスタイム制度を導入しているところもあります。

休日・休暇

ほとんどの職場において、土・日曜日が休みの完全週休2日制となっています。このほか、祝日や年末年始なども休日となります。

休暇制度としては、有給休暇のほかに夏季休暇、さらには産休・育休・介護休暇といった特別休暇・休業制度が用意されています。

残業

かつての海運業界はハードなイメージを持たれがちでしたが、最近はワークライフバランスが強くうたわれるようになったこともあり、各社とも残業時間はできるだけ削減しようという流れがあるようです。

ただし、船は24時間365日で稼働しているため、何かトラブルが発生した場合には残業して対応しなくてはならないこともあるでしょう。

また、海運会社では多岐にわたる仕事があるため、その時に関わっているプロジェクトや仕事内容などによって、忙しさも変わってきます。

海上職の場合

勤務・労働時間

航海士や機関士として働く場合には、船が航海に出ている時と、入港している時とで勤務時間は異なります。

だいたい1日に8時間程度の勤務となりますが、航海中は朝も夜も船を動かしているため他の社員と交代で働くことになり、当直も含まれてきます。

陸上勤務の仕事とは、だいぶ生活スタイルが異なるといえるでしょう。

休日・休暇

海上職の場合、ひとたび船に乗れば、ある程度の時間をかけて航海を続けることになります。

状況によって異なりますが、約半年程度の乗船期間を終えると、3~4ヵ月程度のまとまった休みをとることができるという形になっています。

残業

海上職の場合、オフィスワークのような残業の概念は基本的にありません。

航海中は決められたシフトに従って働きますが、船の上ではお互いに命を預け合う存在として、何かアクシデントが発生した際などは全スタッフが協力して行動することになります。