海上保安官の給与・年収

海上保安官の給与体系・初任給

海上保安官は、国家公務員の中でも公安職にあたります。そのため、事務員としての国家公務員と比較して12%ほど高い給与が支払われます。また、海上勤務の場合には特別に手当が支給されます。

国家公務員の給与体系においては、「公安職俸給表(二)」の給与が適用されます。

平均年収は42歳で約690万円、平均給与は約42万円と発表されています。6月と12月には、いわゆる「ボーナス」が支給されるほか、扶養者がいる場合には扶養手当も支給されます。

<海上保安学校新卒者の初任給(巡視船勤務の場合)>
海上保安学校卒:197.700円+諸手当等
海上保安大学校卒:237,100円+諸手当等

なお、海上保安大学校か海上保安学校に入学すると、その時点で国家公務員として採用されたことになるため、毎月約14万円が支給されます。

海上保安官(公安職)の平均給与

公安職(二)の平均給与は、41.6歳で月額408,793円となっています。これは毎月決まった給与(俸給)348,449円に手当の60,344円を加えたものです。(平成23年度統計)

手当の内訳は、扶養手当13,346円、俸給の特別調整額8,967円、地域手当等28,284円、住居手当3,983円、その他5,764円となっています。

なお、想定年収は、月額給与に公務員のボーナスにあたる「期末・勤勉手当」を加えて算出しています。

職員数 22,865 人
平均年齢 41.6 歳
平均経験年数 20.1 年
平均給与月額 408,793 円
俸給 348,449 円
手当計 60,344 円
想定年収 6,260,983 円

海上保安官(公安職)の平均年収

航空管制官(公安職(二))の平均年収は、28歳以上32歳未満で4,458,877円、36歳以上40歳未満で5,961,674円、44歳以上48歳未満で7,357,992円、52歳以上56歳未満で8,419,968円となっています。
※「年齢階層別平均給与月額」から簡易的に算出しているものなので、実際の平均年収とは異なります。
公安職俸給表(二) 年齢階層別平均年収23のグラフ

海上保安官(公安職)の経験年数階層別平均俸給額

公安職(二)の経験年数ごとの月額俸給です。この額に諸手当が年齢や条件によって2〜12万円ほど付与されます。グラフの数字は、大学卒のものになります。

公安職(二)の経験年数階層別平均俸給額のグラフ

年齢 高校卒 短大卒 大学卒
  1年未満 167,120 202,797 210,171
  1年以上 2年未満 171,780 208,473 211,024
  2年以上 3年未満 210,228 217,205
  3年以上 5年未満 200,894 218,421 226,592
  5年以上 7年未満 209,941 230,033 240,471
  7年以上 10年未満 228,223 249,635 266,069
  10年以上 15年未満 265,389 291,613 310,975
  15年以上 20年未満 315,595 337,581 360,459
  20年以上 25年未満 363,660 379,725 403,435
  25年以上 30年未満 399,340 408,235 430,927
  30年以上 35年未満 426,376 441,354 457,489
  35年以上 452,962 459,989 464,683

海上保安官(公安職(二))の級別平均俸給と経験年数

国家公務員の俸給は、各人の級によって変わります。それぞれの級の平均俸給とその級までに達する年数を表したのが下記のグラフです。

公安職(二) 級別平均俸給と経験年数のグラフ

公安職(二)の年齢階層別人数

公安職(二)の年齢別の人数です。公安職という職制上、他の公務員職と比較しても男性の比率が高くなっています。男女比率は、男性89.1%、女性10.9%です。

公安職(二)の年齢階層別人数のグラフ

福利厚生

海上保安庁の職員は、全国にある国家公務員合同宿舎か、海上保安庁職員宿舎を借りることができます。利用は個人の自由ですが、転勤のことを考えて宿舎を利用している人も多いようです。

また、年1回以上の定期健康管理や、病気・負傷の場合の給付制度、急な支出に対しての貸付制度など、さまざまな福利厚生制度が揃っています。