海上保安官の階級

海上保安官の「階級」とは?

海上保安官は、警察官と同じように全員「階級」で分けられています。

たとえば、海上保安大学校を卒業すると「三等海上保安正」という階級からスタートし、主任航海士、主任機関士、主任通信士といった職名で各自の業務にあたります。

一方、海上保安学校卒業後の階級は「三等海上保安士」となり、航海士補、機関士補、主計士補などという職名で業務にあたります。海上保安大学校と海上保安学校、どちらを卒業したかによって、スタート時点の階級がすでに異なっているのです。

階級が上がることを「昇任」と言い、それに応じて給料も上がっていきます。

階級と役職

もっとも上の位にあたるのが「長官」、その下には「次長・警備救難監」「一等海上保安監・甲」と続いていきます。階級は、警察官などと同様に大きな法律的・組織的効力を持っており、それぞれの階級に応じて責務が細かく決められているのが特徴です。

階級の判断方法

階級は袖章、胸章、肩章によって判断することができます。これらを「階級章」と言います。わかりやすいところでは、袖に入った金色の線の本数が多く、また太いほど位が高くなります。
また、制帽についている帽章も階級ごとに異なっていたり、正面にラインが入っているかいないかなど、制服を見ればで階級がすぐにわかるようになっています。

階級一覧

<組織長>
・海上保安庁長官
・次長
・警備救難監

<海上保安監>
・一等海上保安監(甲・乙)
・二等海上保安監
・三等海上保安監

<海上保安正>
・一等海上保安正
・二等海上保安正
・三等海上保安正

<海上保安士>
・一等海上保安士
・二等海上保安士
・三等海上保安士