海上保安官は激務?殉職者は?

海上勤務は忙しい

海上保安官の仕事に“激務”というイメージは付き物ですが、特に海上勤務の場合、大変なことが多いようです。自宅を離れて海の上で何日も生活するのだけでも大変ですが、直接人の命に関わる現場に関わるすることも多く、海難救助ではかなりの体力を必要とします。

残念ながら救助ができず、悲しい状況に直面すれば、精神的に参りそうになることだってあるでしょう。それでも、海上保安官の先輩たちは、この仕事は大変さや忙しさ以上に、「やりがい」が見い出せるものであると言います。

半数近くは陸上勤務

海上勤務では厳しいことも多いですが、海上保安官の半数近くは陸上勤務をしています。海上勤務で大変な思いをしても、何年かすれば陸上勤務に異動できる可能性が高いです。

職場によって勤務時間も業務内容も随分と異なるのがこの仕事の特徴です。大変なときでも投げ出さずに続けていれば、きっと未来が開けてくるでしょう。

陸上勤務であれば、一般の会社員や公務員と同じような時間帯での仕事ができる職種もあります。経験を重ねることで、本人の希望も受け入れてもらいやすくなるようです。まずは、さまざまな業務に挑戦していく気持ちが大切です。

殉職者数について

海上保安官の仕事は、ときに危険にさらされることもあります。これまでの正式な合計殉職者数は発表されていないようですが、海上保安庁では、毎年5月に殉職者追悼式が開催されています。

仕事の性質上、殉職者をゼロにするのは決して簡単なことではありませんが、海難現場などでも二次災害を防ぎ、殉職者が出ないように取り組まれています。

潜水士は殉職率が高い?

より難しい潜水士の仕事ですが、これまで海上保安官の潜水士に、殉職した人はいないそうです。救助活動中の二次災害にあってはいけないので、水深40mより深いところでの潜水救助は行わないなどの制限があります。