海上保安大学校の難易度・合格率・倍率

海上保安大学校の難易度、採用倍率

「海上保安大学校」とは

「海上保安大学校」は広島県呉市にあり、ここへの入学が、海上保安官になるためのひとつのスタート地点となります。入学のためには、まず「海上保安大学校採用試験」を受験し、採用されなければなりません。

その後、国家公務員として給料をもらいながら訓練を受け、一人前の海上保安官を目指します。

教育期間は本科4年、専攻科6ヵ月、そして研修科6ヵ月の計5年間。在学中は全員が寮生活となり、規律ある集団行動が求められます。長期にわたる訓練により、将来海上保安庁の幹部となるために必要となる知識と技能を学びます。

海上保安官になるには

申し込み方法、難易度

海上保安庁の総務部教育係に問い合わせれば、パンフレットを請求することが可能です。ホームページからは電子版のパンフレットもダウンロードできますので、チェックしてみましょう。

海上保安大学校採用試験の受験資格には、「入学する年の4月1日現在で21歳未満の者」という年齢制限のほか、身体についても「身長が男子157cm、女子150cmに満たない者」や「体重が男子48kg、女子41kgに満たない者」など、いくつかの条件があります。内容はその年によって変わる可能性もあるので、早めに受験案内を確認しておきましょう。

国家試験のため、一般大学と同じような偏差値の発表はされていませんが、海上保安大学校の例年の採用倍率は8倍〜10倍で、国立大学並の難易度と言われています。なお、海上保安大学校と海上保安学校の併願は可能です。

海上保安学校の難易度、合格率、倍率

毎年採用予定者数は決まっていますが、辞退者を見込んで多めに合格者を出しています。最終合格者は成績の良い順に「内定者」と「未内定者」に分けられ、未内定者の場合、内定者の辞退がなければ採用されないこともあります。

海上保安大学校採用試験受験者数

海上保安大学校採用試験の受験者数は、平成19年以降横ばいで推移しています。平成27年度試験の受験者数は前年度よりも若干減少し、642人となりました。

海上保安大学校学生採用試験受験者数_27

海上保安大学校試験採用倍率

海上保安大学校採用試験採用倍率は、7倍〜11倍の間で推移しています。平成27年度試験の採用倍率は7.8倍でした。なお、合格者数は82人、うち男性72人、女性10人で男女比は男性87.8%、女性12.2%した。

海上保安大学校学生採用試験倍率_27

平成28年度 海上保安大学校学生採用試験の概要

試験日 ・一次試験:平成28年10月29日(土)、10月30日(日)
・二次試験:平成28年12月16日(金)
試験地 全国各地
受験資格 (1) 平成28年4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者及び平成29年3月 までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
(2) 高等専門学校の第3学年の課程を修了した者であって、平成28年4月1日において当該課程を修了した日の翌日から起算して2年 を経過していないもの等人事院が(1)に掲げる者と同等の資格があると認める者

次のいずれかに該当する者は不合格となります。
・身長が男子157cm、女子150cmに満たない者
・体重が男子48kg、女子41kgに満たない者
・視力(裸眼又は矯正)がどちらか1眼でも0.6 に満たない者
・色覚に異常のある者(職務遂行に支障のない程度の者は差し支えない。)
・どちらか片耳でも2,000 、1,000 、500 各ヘルツでの検査結果をもとに算出した聴力レベルデシベルが、40デシベル以上の音の失聴のある者
・四肢の運動機能に異常のある者

試験科目

一次試験

<基礎能力試験>
公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験
 ・知能分野(文章理解、課題処理、数的処理、資料解釈)
 ・知識分野(自然科学、人文科学、社会科学)

<学科試験>
次の1~3についての筆記試験
1数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列、ベクトルの分野に限る。)
2英語Ⅰ、英語Ⅱ
3次のイまたはロのうち1科目選択
イ、物理Ⅰ  ロ、化学Ⅰ

<作文試験>
文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験

二次試験

<人物試験>
人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)

<身体検査>
主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む。)、血圧、尿その他一般内科系検査

<身体測定>
身長、体重、視力、色覚、聴力についての測定

<体力検査>
・上体起こし(膝を曲げ、あおむきに寝た姿勢で30秒間のうちに何回上体を起こすことができるかを検査します。男子21回以上、女子13回以上を基準とします。)
・反復横跳び(100cm間隔に引かれた3本のライン上で、20秒間のうちに何回サイドステップをすることができるかを検査します。男子44回以上、女子37回以上を基準とします。)
・鉄棒両手ぶら下がり(水平に設置された直径約2.8cmの鉄棒を両手で握り、両足を床から離してぶら下がり、10秒以上耐えることができるかを検査します。)

合格発表 ・一次試験:平成28年12月9日(金)
・二次試験:平成29年1月19日(木)
詳細情報 人事院 海上保安大学校学生採用試験(PDF)