女性の海事代理士

女性でも海事代理士になれる

海事代理士は、司法書士行政書士と同じような「法律家」といわれる仕事のひとつです。

しかし、他の士業の資格に比べるとあまりメジャーではなく、女性でも海事代理士として働けるのかどうかはあまり知られていないかもしれません。

結論をいうと、海事代理士は女性でもなることができます。

国家試験の受験資格に性別の制限はありませんし、実際に海事代理士事務所や法律事務所で活躍中の女性海事代理士もいます。

海事代理士そのものの人数がさほど多くないこと、また海事代理士国家試験受験者も圧倒的に男性が多いとされていることから、女性が海事代理士として働いている姿を見られることはめったにないかもしれません。

しかし、性別によって不利になることはなく、これから海事代理士を目指していきたい女性にも門戸は開かれています。

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女性にとっての働きやすさは?

海事代理士の仕事は、基本的にデスクワークが中心です。

クライアントとの打ち合わせや書類提出などで外出をすることもしばしばありますが、力仕事はほぼありません。

そのため、海の法律に関して興味が強い人であれば、女性であってもやりがいをもって働いていけるでしょう。

また、この仕事はクライアントと信頼関係を築いていくことも重要です。

相手の困りごとをきちんと把握し、きめ細やかな対応ができれば、海事の専門家として多くの人から信頼される存在になれるでしょう。

独立開業することも可能

海事代理士は独立開業し、自分の事務所を立ち上げて働くこともできます。

その場合は、海事代理士としての専門的な知識に加え、営業力、経営力、フットワークの軽さなども必要になりますが、自ら理想とする働き方がしやすくなるでしょう。

しかし、海事代理士業務だけでやっていくことは難しいため、「行政書士」などのダブルライセンスを取得し、業務の幅を広げている人が多いようです。