介護事務の資格

介護事務の資格とは

介護事務には国家資格がなく、いくつかの民間資格が存在しています。

そのため、特定の資格を持っていなくては仕事に就けないというわけではなく、現場で生かせるスキルを持っていれば、資格がなくても介護事務の仕事をすることは可能です。

介護事務関連の資格の場合、そのほとんどは介護事務にとって最も重要な業務として位置付けられている「介護報酬請求業務(レセプト作成)」の一定のスキルがあることを証明するものとなっています。

資格を得ることで、就職面接などの際のアピール材料になるほか、どうしても実務経験がある人が優遇されやすい中で、未経験でも熱意を示しやすくなるでしょう。

ただし、資格が絶対に必要とされない仕事である以上、当然、資格さえあれば必ず就職できるというわけではないことは知っておく必要があります。

介護事務管理士

介護事務管理士は、技能認定振興協会(JSMA)が認定する、日本初の介護事業者の資格試験として生まれた資格です。

介護事務として、介護サービスを提供する事業所における受付・会計業務、介護報酬請求事務などを行うスキルを証明することができます。

受験資格はなく、誰でも受験することができます。

試験の合格率は50%程度となっています。特別に高くも低くもないというところですが、問題集や通信講座などを利用してきちんと対策をしてれいば、合格はさほど難しくないでしょう。

JSMA 介護事務管理士技能認定試験

ケアクラーク技能認定試験

「ケアクラーク技能認定試験」は、一般社団法人 日本医療教育財団が認定する資格です。

介護事務業務に携わる立場として求められる社会福祉制度や介護報酬請求業務などに関する知識と技能のレベルを評価、認定することを目的としています。

こちらも受験資格はとくになく、難易度はそこまで高くないといわれていますが、やはり事前の対策は必須です。

なお、介護事務管理士が介護報酬請求業務に関する確かなスキルを証明するのに対し、ケアクラークはそれに加えて、介護事務の仕事をするうえで必要な社会福祉や医学など、幅広い知識が問われることが特徴です。

まったく別資格であるため、どちらが有利・不利というわけではありませんが、介護報酬請求以外の知識まで幅広く身につけたいのであれば、ケアクラークのほうがよいかもしれません。

日本医療教育財団 ケアクラーク技能認定試験