社会人から介護福祉士になるには

国家資格得るためのルート

介護福祉士として働くには、社会人経験のあり・なしや年齢に関わらず、介護福祉士の国家資格を取得する必要があります。

介護福祉士の国家資格を得るためのルートは、大きく2つあります。ひとつは介護福祉士養成施設を卒業すること、もうひとつは、実務経験を積むことです。

ここでいう「養成施設」というのは、具体的に4年制大学、短期大学、専門学校がありますが、仕事をしている社会人がこれらの学校に通うには、仕事を完全に辞めて学生生活を送るか、または仕事をしながら夜間コースのある学校に通うことになるでしょう。

しかし、これまで養成校に進んだ場合には、所定の過程を修めて卒業することで自動的に国家資格を得ることができましたが、2022年度の卒業生からは養成施設卒業生も国家試験を受けることが義務化される見通しです。

こうしたことから、今後社会人が介護福祉士を目指す場合には、次に挙げるもうひとつの方法が、より一般的になるものと考えられます。

実務経験を積む

介護福祉士として働くには国家資格が必要ですが、介護の現場で職員として働くうえでは資格が必須というわけではありません。

実際、未経験者や無資格者でも採用され、現場経験を積みながらステップアップを目指している人はたくさんいます。

実務経験3年以上を積んだうえで「実務者研修」を修了すると、介護福祉士の国家試験を受けることができるようになります。

また、いきなり介護現場に入るのが不安という場合には、まず「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」を取得してもよいでしょう。

初任者研修は最短1ヵ月で取得が可能となっており、とくに研修の受講資格などもないため、社会人であっても目指しやすいものとなっています。

福祉系高校卒業者の場合

福祉系高校を卒業している人の場合は、前職がまったくの異業種であったとしても新たに養成施設などに通う必要はなく、介護福祉士の国家試験を受けて合格すれば介護福祉士になることができます。

この場合、旧カリキュラム(平成20年度以前入学者)修了者であれば筆記試験と実技試験の両方あるいは介護技術講習後の筆記試験の受験となり、新カリキュラム(平成21年度以降入学者)修了者の場合は、筆記試験のみの受験(実技試験免除)となっています。

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