介護福祉士の苦労 (体験談)

介護福祉士の仕事が理解されない

介護福祉士として、介護の専門家として働いているつもりでも、なかなかこの職種をプロとしてなかなか理解してもらえないことがあります。

職場によっても違いはあるようで、医療の補助的な役目であったり、子育てが終わった女性の仕事と軽視されて、介護福祉士として職場や社会で正当に評価されないことがあります。

それは、給料面や待遇にも表れていることですが、他の専門職よりも給料が安く待遇の悪いのが現実です。

介護福祉士の仕事は、「特に資格がなくても誰にでもできること」と思われがちです。

現場の中でも、介護職員同士が介護福祉士の資格やその資格のプロとしての意義も低く見てしまう風潮があります。

介護福祉士が他種職にもっと理解され、意見できる対等な専門職となるように、職業団体である日本介護福祉士会や都道府県の介護福祉士会が周知を図ってきました。

しかしながら、まだまだ社会から理解されず、現場で働く介護福祉士が、「プロ」と認められて働くことは簡単ではありません。

苦労しても報われない

介護福祉士として就職して、1年、2年と実務についていて、ふと辞めたくなることがあります。

たしかにやりがいは日々感じられます。しかし、どんなにがんばって仕事をしても、目に見えた達成感というのは仕事柄なかなかないのです。

利益を追求して、何人の契約が入ったので、売上につながったとか、作業をしてどれだけの成果ができたかなど、数字としても形としても、労働した成果や結果といったものがはっきりと見えない仕事です。

介護は、利用者の方の生活を支える一部でしかありません。日々の繰り返しの中で、介護は行われているのです。

しかし、介護福祉士は人の生活、命に関わる責任の重さがあります。プロとして、介護技術を向上させ、関連知識を学び、研修や資格を取得することが、キャリア形成であり、この仕事に必要なことです。

けれど、どんなに研修に参加しても資格をとっても、お給料が格段良くなるわけではないので、苦労しても報われないのではと思い悩むことも出てきてしまうのが現実です。

仕事体験談