介護福祉士になったきっかけ (体験談)

障害を持っている人と接して

初めて障害を持っている人に会ったのは、短大生のときに、近所の地区センターでパンを売りに来る人たちでした。

たまたまパンを買いに立ち寄ると、「こんにちは。いらっしゃいませ。」と満面の笑顔で声をかけられ、どこのお店か尋ねると「作業所のそよ風。」との返答。

それが何なのかも分からず、「どこの作業所ですか?」とまた聞くと、そばにいた職員がチラシを手渡してくれました。

そこで初めて、この集団が知的障害者の作業所のパン屋だと分かりました。

パンを売っている人たちは、だいたい自分と同世代ぐらいに見えました。お金を勘定する人とパンを袋に入れる人、その横で愛嬌よく立っていて「ありがとうございました」と言う人、後方で体操している人など、とても個性的な顔ぶれになんとなく和やかな気持ちになりました。

これが福祉に興味を持ったきっかけです。

介護福祉士の道を選ぶ

知的障害者の人たちと関わりたい、知りたいと思い、ボランティアに参加するようになりました。当時は英語を専攻していた短大生でしたので、福祉については全く未知の領域でした。

成人の知的障害者の施設で、秋の感謝祭が開催されるため、その屋台のボランティアをすることになりました。

その障害者施設では、畑を作っていて、畑の作業班の方たちと一緒にサツマイモを掘りました。

軽度の知的障害の方と接していると、何を障害と呼んでいるんだろう?どんなことに困っているのかな?と次第に考えるようになりました。

職員の多くは、施設で働きながら介護福祉士や社会福祉士を目指しているようでした。介護福祉士であれば、3年の実務経験を得て受験資格が得られるということも、この時知りました。

そこで、福祉の仕事をする最短距離が、介護福祉士になることだと思い、介護の仕事を選び介護福祉士の資格を取得したのです。

仕事体験談