新人1年目の介護福祉士

新人介護福祉士のスタートライン

介護福祉士としてのスタートラインは、取得方法によって人さまざまです。

高校卒業後にそのまま介護福祉士養成施設である専門学校や短大などで介護福祉士コースを修了し、介護福祉士の資格を取得した人や、社会人経験の後に介護業界に入りたくて養成校を入り直して取得した人などの「養成校出身者」。

または、すでに廃止になってしまいましたが、ホームヘルパー2級を取得後に3年間の実務経験を得てから国家試験を受験して合格した人たちなど、人によって資格取得前の経験がいろいろあります。

いろいろな人が新人介護福祉士になっている

あらゆる世代の人がこの介護業界に入って資格を取得して、新人介護福祉士として働いています。

この仕事は人の生活を支援するという性格がある以上、介護福祉士個人の生活経験が仕事に大きく影響を及ぼします。

高校卒業後にストレートで養成校を出て新人介護福祉士になった20代前半の新人介護福祉士と長年の主婦経験を活かしてホームヘルパーを3年経験して、国家資格介護福祉士を取得した新人介護福祉士とでは、生活の経験値は大きく異なります。

若くて経験が少ないから介護福祉士として未熟だということではありませんし、社会人経験が豊富だからといっても、すぐに介護福祉士として活躍することができるというものでもありません。

スタートラインの個人の背景や状況は異なりますが、仕事をしていく上で、同じ介護のプロとしては何も変わりないのです。

個人の資質やプロ意識、学ぶ意欲、自己研鑽の姿勢など、介護福祉士取得後にこの職務をどう培っていくかが問われるのです。

新人ならではの苦労

介護福祉士は仕事を通して、いろいろな利用者の方に出会います。

気の強い性格の方や怒りっぽい方、陽気な方、必ずしも利用者の方と新人介護福祉士の相性が合うと限りません。

とくに、新人介護福祉士にとって、利用者の方との信頼関係を築いていくことは、そう簡単なものではありません。

利用者の方は、多くの問題を抱えておられます。人に言いたくないような悲しい気持ちや寂しさ、病気の心配など。

新人介護福祉士の中には、利用者の方に深く同情しすぎて、利用者の方が自分でできることも新人介護福祉士が介護をしすぎてしまい、その利用者の方の自立を妨げてしまうこともあります。

また、気性の激しい利用者の方への関わりが苦手で、介護していく自信をなくしてしまった新人介護福祉もいます。

いろんな方に関わりコンスタントに仕事をしていくには、気持ちの切り替えをしていく必要がありますが、それができるようになるためには経験を重ねていくしかありません。

仕事体験談