介護福祉士国家試験の難易度、合格率

介護福祉士国家試験の難易度、合格率

介護福祉士の資格について

介護の仕事をするにあたり、資格は必ずしも必要ではありませんが、介護福祉士の資格を持っていることが採用条件となっている場合があるため、介護の仕事を目指すのであれば資格を取得しておいたほうが有利です。

介護福祉士になるには

試験の合格基準

介護福祉士の国家試験には、現在、筆記試験と実技試験の2通りがあります。筆記試験も実技試験も合格基準は同様に、「問題の総得点の60パーセント程度を基準としており、問題の難易度で補正した点数以上の得点」とされています。

筆記試験については、試験科目10科目で、すべて得点がなくてはいけません。

試験は、配点1問1点で120満点になります。

筆記試験の10科目とは、

1.人間の尊厳と自立、介護の基本
2.人間関係とコミュニケーション、コミュニケーションの技術
3.社会の理解
4.生活支援技術
5.介護過程
6.発達と老化の理解
7.認知症の理解
8.障害の理解
9.こころとからだのしくみ
10.総合問題

となっています。

試験範囲は広範に渡っていますが、国家試験の中では難関という部類に入るものではなく、しっかりと勉強しておけば合格できる難易度といえるでしょう。

介護福祉士国家試験受験者数の推移

介護福祉士国家試験の受験者数は、13万〜15万人前後で推移していましたが、平成28年度の受験者数は前年度の約半数である76,323人となりました。
介護福祉士国家試験受験者数_28

介護福祉士国家試験合格率の推移

介護福祉士国家試験の合格率は60%前後を推移していましたが、平成28年度試験の合格率は72.1%と大幅に上昇しました。
介護福祉士国家試験合格率_28

平成28年度 介護福祉士国家試験 合格者男女比

平成28年度の介護福祉士国家試験の男女別の合格者数は、男性16,244人、女性38,787人で、比率にすると男性が29.5%、女性が70.5%となっています。
平成28年度介護福祉士国家試験合格者男女比率_28

平成28年度 介護福祉士国家試験 受験資格別受験者数

平成28年度の介護福祉士国家試験受験資格別の受験者数は、「社会福祉施設の介護職員等」が47,908人と最も多く、次いで「老人福祉施設の介護職員等」の43,876人となっています。
平成28年度介護福祉士国家試験受験資格別受験者数_28

平成28年度 介護福祉士国家試験 受験資格別合格率

受験資格別の合格率では、「その他の社会福祉施設の介護職員等」が78.6%と最も高く、次いで「その他」の77.4%、「障害者福祉施設の介護職員等」の76.1%となっています。
平成28年度介護福祉士国家試験受験資格別合格率_28

平成28年度 介護福祉士国家試験年齢別合格者数

平成28年の介護福祉士国家試験の年齢別合格者数は、41歳から50歳までが16,285人で最も多く、続いて、21歳から30歳までが13,187人となっています。
平成28年度介護福祉士国家試験年齢別合格者数_28

平成29年度 介護福祉士国家試験の概要

試験日 ・筆記試験:平成30年1月28日(日曜日)
・実技試験:平成30年3月4日(日曜日)
申込書受付 平成29年8月9日(水曜日)から9月8日(金曜日)
試験地

筆記試験

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

実技試験

調整中

受験資格 (1) 介護福祉士養成施設(2年以上)を平成29年4月以降に卒業(修了)した方(注意1)
(2) 介護福祉士養成施設(1年以上)を平成29年4月以降に卒業(修了)した方(注意1)
(3) 3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方(注意2)で、実務者研修を修了した方(注意3)
(4) 3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方(注意2)で、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(第1号研修または第2号研修)を修了した方(注意3)
(5) 福祉系高校を平成21年度以降に入学して、新カリキュラムを履修して卒業した方(注意1)
(6) 特例高校(高校:平成21~25、28~30年度・専攻科:平成21~25、28~31年度に入学)して、卒業した翌日後に9か月以上(従業期間9ヶ月以上、従事日数135日以上)介護等の業務に従事した方(注意2)
(7) 福祉系高校を平成20年度以前に入学して、旧カリキュラムを履修して卒業した方
(8) 経済連携協定(EPA)であって、3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方(注意2)
(注意1) 平成30年3月31日までに卒業する見込みの方を含みます。
(注意2) 平成30年3月31日までに従事する見込みの方を含みます。
(注意3) 平成29年12月31日までに修了する見込みの方を含みます。
試験科目

1 筆記試験(10科目群)

人間の尊厳と自立、介護の基本、 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術、 社会の理解、 生活支援技術、介護過程、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、 こころとからだのしくみ、 総合問題

2 実技試験

介護等に関する専門的技能

合格基準

筆記試験の合格基準

次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
イ アを満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。
[1] 人間の尊厳と自立、介護の基本
[2] 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
[3] 社会の理解
[4] 生活支援技術
[5] 介護過程
[6] 発達と老化の理解
[7] 認知症の理解
[8] 障害の理解
[9] こころとからだのしくみ
[10] 医療的ケア
[11] 総合問題
(注意)配点は、1問1点の125点満点である。

実技試験の合格基準

課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者を実技試験の合格者とする。

合格率 72.1%(平成28年度)
合格発表 3月28日(水曜日)
受験料 10,650円
詳細情報 財団法人 社会福祉振興・試験センター

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