家具職人のやりがい

ゼロから形を生みだせること

家具の製作は材料の切り出しを始め、すべての工程を、ほとんどの場合、一人の職人が担当することになります。

何もないところからスタートし、誰の手も借りずに作業を進めることには当然困難も伴いますが、その分、製品が完成した時の達成感は何にも代えがたいものです。

これこそが家具職人の醍醐味といえるかもしれません。

使う人に喜んでもらえること

家具職人にとって最大の喜びは製作した家具が誰かの手に渡り、使われることです。購入した人の生活に馴染んで初めて、その家具が完成すると考える家具職人もいるほどです。

ときには数十年を経て、自分の作った家具に再会することもあります。

自分の製作した家具が長い時間が経っても現役で使われているのを見た時に職人として大きなやりがいが感じられることでしょう。

モノづくりの楽しさを実感できること

家具職人を目指す人は皆、手先を動かすことを得意としています。したがって、家具を製作する作業そのものに携われることを喜びと感じる人が多いのです。

一日中、誰とも話さず、食事をとるのも忘れて作業に没頭することもある家具製作の仕事には苦労もつきものですが、モノづくりの楽しさを誰よりも知り、誰よりも愛する家具職人たちはやりがいを強く感じながら日々作業に励んでいます。

一人前として独立できること

長い修業期間を経て独立し、自分の工房を持つことは言葉で表せないほど感慨深いものです。それは厳しい見習い時代の苦労もすべてが吹き飛ぶ瞬間です。

修行中に経験したことを活かしながら、自分の信念のもとに家具製作に打ち込める環境を得ることは職人にとって最大の幸せであるといえるでしょう。

コンクールで評価されること

コンクールに出品し、客観的な評価を得ることでさらに製作へのモチベーションが高まるということもあります。

国内外問わず、さまざまな規模で家具関連のコンクールが開催されており、業務との両立しながら作品制作に励んでいる家具職人も少なくありません。

業務の合間を縫っての作品制作は、時間的にも体力的にも楽なものではありませんが、コンクールで評価されることは自分の実績になるため、家具職人としてやっていく上で大きなプラスとなります。