家具職人の転職

中途採用枠はわりと多い

家具職人の求人はもともと経験不問のところが多いため、転職者を受け入れる企業や工房は豊富であるといえます。

加えて学歴不問である場合が多く、奉職する年齢もまちまちであるため、中途での採用でも職場に馴染みやすいはずです。

職歴によって採用の際に不利になることはないと考えていいでしょう。

モノづくりが好きであることが必須

未経験者歓迎とする企業や工房が多いのは前述の通りですが、手先が器用であれば、それだけ飲み込みも早く、早い段階で戦力として活躍することができます。

標準以上の手先の器用さは新卒、中途問わず、家具職人を志願する上で必須条件であるといえるでしょう。

たとえ自信がなかったとしても、モノづくりが好きであるという気持ちと向上心を持って修行に励めば、自ずと技術はついてくるはずです。

初心にかえって修行に励む覚悟を

経験年数が物を言う職人の世界では年齢は関係ありません。年下であっても先輩は先輩です。指導は素直な気持ちで受けられるようにすべきです。

また、前職で積んだキャリアがほとんど役に立たないと感じることもあるでしょう。

ゼロからスタートするという気持ちを強く持たなければ、家具職人への転職は成功しないといえます。

大幅な収入ダウンの可能性も

金銭的な苦労は覚悟しておきましょう。見習いのうちは食べていくのがやっと、という場合が多いのが現状です。

ただ、修行中は寝る間も惜しみ、休日返上で技術の習得に励むことになる人が多く、娯楽費等は減少傾向にあるようです。

一人前への道のりは長い

家具職人として一人前になるには、最低でも5年はかかるといわれています。そのため、年齢が高くなってからの転職はライフプランと相談して慎重に決める必要があります。

家具職人に限らず、職人全般にいえることですが、独り立ちするまでに長い時間がかかるため、転職の決断はなるべく若いうちの方がいいでしょう。

職業訓練校で技術を習得

前職で雇用保険に加入しており、退職して失業保険の給付を受ける場合、優先的に職業訓練校に入校できる可能性があります。

職業訓練校で木材加工を学び、所定の課程を修了すると、就職先まで紹介してくれることもあるため、家具職人への転職を考えている人は、選択肢の一つに加えることをおすすめします。

ただし、入校希望者が多い場合など、タイミングによっては希望が叶わないこともあることを承知しておきましょう。

経験者への期待値は高い

求人の中には経験者を求めるものも多く、経験不問としているところでも、経験者であれば優遇されることが多いです。

家具職人としての前歴がある場合は在職中に資格を取得しておくといいでしょう。資格を所持していることで、自分の技術の水準を示すことができ、家具職人としての経験を証明することができます。

キャリアアップのための前向きな転職希望であることをアピールすることもできるため、志望動機としても有効です。

経験者は一定以上の技術力を要求されるため、未経験者に比べてハードルが高くなるのは当然のことです。

それまで以上に気持ちを引き締めて職務に臨みましょう。