鍵師の就職・求人募集状況

個人事業や中小規模の会社が多い

鍵師は、鍵を使う人がいる限り必要とされる仕事です。

近年はこの世界もIT化が進み、スマートフォンアプリを使った「スマートキー」なども登場していますが、まだまだ従来の鍵が必要とされる場面は多々あり、専門的な技術や知識を持った鍵師の需要も安定してあるといえます。

しかしながら、近年は鍵師を目指す人が増え、需要に対して鍵屋の数が増えすぎているという声も聞かれます。

また、鍵屋はもともと独立して働く人が多く、個人事業主という形、あるいは会社形態であっても中小規模であることが多いです。

なかには、複数の店舗を出しているチェーン店もありますが、全体としては個人で営業する人が多いため、就職したいと思ったとき、必ずしも理想の職場が見つかるとは限りません。

就職や求人関連の情報を得るには

日本鍵師協会によれば、鍵師の仕事における売上の90%以上は、お客さま宅へ伺い、そこの現場で発生するものだとされています。

わざわざお店を持たなくても、作業に必要な工具類、移動用の車などがあれば比較的簡単に開業できるため、自分の力で安定して稼ぎたいと考える人は、やはり早いうちに独立を考えることが多いようです。

とはいえ、一人でやっていくためには、自ら宣伝もしなくてはなりませんし、当然鍵師としての実力も問われます。簡単に成功できる仕事でないのは確かです。

なお、鍵師技能検定試験を主催する日本鍵師協会の講習を受ければ、就職先を紹介してもらえることもあるようです。

協会では、鍵店や防犯企業などともつながっているため、公募されていない求人情報も得ることができるかもしれません。

鍵師は特殊な技能が求められる仕事であるため、なかなか一人では就職に関する情報を探しにくい面があります。

確実に就職をしたい場合は、このような人脈を利用していくことも考えていくとよいでしょう。