獣医師の魅力

幅広い専門分野が強みに

獣医師は、動物病院などで診療を行う臨床の場以外にも、狂犬病予防、食品衛生、生活衛生、動物愛護、薬の研究開発など、さまざまな分野で活躍しています。

いずれの場においても、獣医師は専門職として幅広い知識と技術が求められる仕事を担っており、欠かせない存在となっています。

獣医師になるのは簡単でなく、時間をかけて勉強を続けなければなりません。また、獣医師になってからも、日々向上心を持って研究を続けたり、新しい動物医療の情報を入手する必要があります。

しかし、誰にでも簡単にできる仕事ではないからこそ、「自分がやらなければ」という強い責任感や使命感が生まれます。

また、獣医師として活躍することで人に感謝されたり動物の元気な姿が見られるなど、日々大きなやりがいが感じられる仕事です。

力がつけば独立開業が可能

獣医師は、一人前になれば独立開業することが可能です。

開業する多くの人は、まず動物病院などで何年も経験を積み、獣医師としてのスキルはもちろん、経営ノウハウなども身に付けたうえで独立に踏み切っています。

雇われの身であれば、どうしても経営者や上司の指示の下に働かなければなりませんが、独立開業すれば診療方針を自分で決められるなど、自由度は広がります。

もちろん、給料なども自分次第でどんどんアップさせることができるでしょう。

安定した働き方も望める仕事

国家資格である獣医師は、しっかりとした社会的地位が確立されています。

そもそも獣医師免許がなければ獣医師としての仕事はできませんし、獣医師免許を取得すると、世間から「それだけの知識・技能をもった人」という風に認められることになります。

就職や転職に対する不安を抱える人が多い現代社会において、「国家資格を持つ」ということは、生きていくうえでの安心材料の一つになるでしょう。

獣医師は人手不足で悩む職場も多いため、転職も比較的しやすいとされていますが、より安定した働き方を望むのであれば、国家公務員あるいは地方公務員の道を選ぶこともできます。

農林水産省や厚生労働省、また都道府県などでは獣医師免許を持った人の採用が行われており、自分の能力を生かしながら公務員の給料や待遇といった恩恵も受けることができます。