樹木医になるには・学校(大学、専門学校)

独学が多い

樹木医を育成することを目的として設置された専門学校や大学は現在のところありません。そこで、多くの人は独学で勉強をして認定試験に挑みます。

試験の応募条件に7年間の実務経験が必要とありますから、造園会社などで業務をこなしながら知識と経験を積み重ねていくのが一般的です。

しかし、2004年からは実務経験が少なくても試験を受けられるようになりました。

それが樹木医補という資格です。

まずは樹木医補から

樹木医補とは、樹木医の早急な普及を目指したもので、実務経験が短くても樹木医としての試験に応募できるというものです。

具体的には、特定の大学で樹木学や植物病理学、森林生態学などの基礎的な知識を習得し卒業することで認定試験への応募資格が得られます。

そうした大学や専門学校には関係各所からの就職情報が多数寄せられたり、先輩が勤めている会社に優先して就職ができるなど、大学ならではの特典も多くあります。

また、大学や専門学校には樹木医に必要なさまざまな分野の専門家がたくさんいます。

卒業し、樹木医として活躍し始めてからも多くのことを恩師に相談できることも見逃せない利点です。

樹木医補を取得できる大学

樹木医補に必要な科目は養成機関として登録されている大学や専門学校などで履修することができます。大学で必修科目の単位を取得し、卒業後に日本緑化センターに必要書類を提出して審査を受けます。

樹木医補養成機関として認定・登録されている大学や専門学校は平成24年度現在46校で、次のとおりです。

北海道大学、サッポロ効果専門学校、岩手大学、秋田県立大学、山形大学、筑波大学、宇都宮大学、群馬県立農林大学校、千葉大学、千葉大学園芸別科、東京大学、東京農業大学、東京農業大学短期大学部、玉川大学、法政大学、日本大学、明治大学、新潟大学、新潟農業・バイオ専門学校、専門学校職藝学校、長野県林業大学校、信州大学、岐阜大学、岐阜県立森林文化アカデミー、岐阜県立国際園芸アカデミー、静岡県立農林大学校、静岡大学、名古屋大学、三重大学、京都大学、京都府立大学、京都学園大学、大阪府立大学、兵庫県立淡路景観園芸学校、神戸大学、鳥取大学、IWAD環境福祉専門学校、高知大学、九州大学、西日本短期大学、大分短期大学、宮崎大学、南九州大学、鹿児島大学、琉球大学

ただし、どの学校も学科単位での認定になり資格が得られる学科は決まっています。この中の学校ならどの学科でも資格が得られるというわけではありませんので注意が必要です。

各大学のHPや学校資料を確認するか、希望の大学があれば直接問い合わせてみましょう。