女性の樹木医

樹木医のほとんどが男性

少し前までは樹木医を目指す女性はほとんどいませんでした。

理由としては、樹木医資格審査の応募資格に関連業務に7年以上従事している必要があることが挙げられます。

この条件から、樹木医は中高年の男性が主体でした。

初めての女性樹木医が誕生したのは1992年のこと。その後、徐々に女性志願者は増加傾向にありますが、実際に樹木医として登録されている女性の数は全体の1割程度であるといわれています。

樹木医補制度の開始

2004年度から、従来の樹木医資格に加え、大学等の指定教育機関で所定科目の単位を取得すれば「樹木医補」として認定される制度が始まりました。

樹木医補の資格を取得することにより、1年間の実務経験で樹木医の試験が受けられるようになったことで若年層の受験者が増加し、樹木医界の活性化に一役買っています。

これに伴い、樹木医を目指す女性も増えてきており、今後の活躍が期待されています。

体力的にハード

樹木医はその名の通り、樹木のお医者さん。人間同様、命ある樹木は時にトラブルに見舞われることもあります。

こういった事態に対応するのが樹木医の仕事です。

トラブルの原因は樹木自体の老年化を始め、気候、害虫など多岐にわたります。

ときにはすぐに原因が究明できないこともあり、長時間の屋外作業が続くこともあるため、体力的にはハードであることも覚悟しておきましょう。

また、勤務先によっては樹木医業務以外が中心になる場合も少なくありません。男性主体の職場も多いので、女性にとっては少しきついと感じる場面も多いようです。

対外的な活動での活躍に期待

樹木医の重要な役割の一つとして、より多くの人に樹木に対する知識を広め、理解を求めることが挙げられます。

人間は樹木から多くの恩恵を受け、生活することができています。

樹木を守り育てるのは、樹木医などの専門家だけの力でなしえることではありません。一人ひとりが樹木に対して正しい知識を持ち、高い意識を持つことが必要不可欠です。

そのために樹木医は樹木に関する知識を人々に広める活動も行っています。

こうした活動の中で、女性ならではの感性やアプローチの仕方が大きく期待されることも多いでしょう。