塾講師の正社員になるには

大卒資格は必須

正社員の塾講師を目指す場合、大学を卒業していることが最低条件であると考えておいてよいでしょう。

どこの大学を出ておくべきだ、ということはありませんが、生徒の受験指導に関わるという面から、有名大学の出身であることが一つのアピールポイントになることは事実です。

教育に携わる者として高等教育機関で学んだ経験を有することはある意味、当たり前のこと。

まれに専門学校出身の講師もいるようですが極めて少数です。

採用試験を突破する

塾講師として正社員で働くための方法として最も一般的な方法は、他の企業に入社するのと同じく、大学在学中に採用試験をクリアするという道筋です。

一般的な就職活動と同様に就職を希望している塾の経営理念や指導方針を分析し、自身の志望動機やアピールポイントを適切な言葉づかいではきはきと語れるように準備をしておきましょう。

職業の特性上、一定レベル以上の学力が要求されるため、試験が課せられることがほとんどです。

塾によってレベルはまちまちですが少なくともセンター試験レベルの問題は解けるように対策しておきましょう。

中途採用の門戸は広い

一般企業や、他の塾、学校の教員などからの転職という形で正社員登用を目指すことも十分に可能です。

とくに他の塾や学校などで過去に何かしらの指導経験がある人は経験者として優遇され、採用の際に有利になる傾向があります。

ただし、塾にはそれぞれの経営理念や指導方針があるため、あまりにも前の現場での経験を引きずりすぎていることを先方に感じさせてしまった場合、逆に不利にもなりえるため、注意が必要です。

他業種からの転職は、塾によっては難しいこともあるようですが、コミュニケーション能力やリーダーシップなど、塾講師として必要な資質を上手くアピールできれば新天地での活躍も夢ではありません。

アルバイトから正社員への道が拓けることも

塾講師という職種はアルバイトが大きな戦力として数えられているという特徴を持っています。

塾によっては講師のほとんどをアルバイトでまかなっているというところもあるほどです。

正社員を目指す足掛かりとしてアルバイト講師として働き、実績を積むというのも有効でしょう。

アルバイト講師は大学生でもできるため、就職活動前に経験しておくとよいかもしれません。

その働きぶりによっては、正社員登用の推薦を受けられることもあるようです。

実際に現在活躍中の塾講師の中にもアルバイトや非常勤などの非正規雇用から正社員になった人が多くいます。

学習塾に関するデータ(出所:経済産業省)

学習塾の売上高の推移

学習塾の売上高は少子化にかかわらず増加傾向にあります。2016年の売上高は4358億8900万円となっています。
学習塾売上高の推移_2016

学習塾の受講生数の推移

学習塾の受講生も増加の傾向にあります。2016年度の受講生数は、約1294万人となっています。
学習塾受講生数の推移_2016

学習塾の講師数の推移

学習塾の講師数もやや増加しています。2016年度の講師の数は、約8万9000人となっています。
学習塾講師数の推移_2016

学習塾 専任講師・非常勤講師の割合

学習塾の専任講師の割合は16.5%となっています。
学習塾専任講師非常勤講師の割合_2016