女性の塾講師

女性の需要は高い業界

塾講師の求人は性別不問であることが一般的です。採用においても女性だからという理由で不利になることはないと考えてよいでしょう。

採用側にとっても女性講師に寄せる期待は非常に大きなものです。

これは「人を育てる」職種である塾講師において、もともと女性が持って生まれた能力が役立つとされていることによります。

具体的には全体を見ることができる客観的判断力、細かいところに気付ける心配り、子どもを包む母性などといったところです。

塾講師業界は女性にとって門戸が開かれていると考えて良いでしょう。

女性講師を求める生徒は多い

生徒の視点から考えても塾業界に女性講師の存在は必要不可欠です。

その理由としては、女子生徒が女性講師を希望することが非常に多いことが挙げられます。とくに小中学生の女子の場合、男性に強い苦手意識を持つ生徒が少なくありません。

この多感な時期の女子生徒を指導するにあたり、女性講師は必要不可欠であるといえます。

とくに理系指導のできる女性講師は非常に重宝されます。

理系科目はほとんどの場合、男性講師が担当するため、塾側も理系の女性を手放したくないというのが本音です。

また、逆に一般的に女性が得意とする文系科目専門であってもこの分野の女性講師の評判は生徒たちから非常に高いため、重宝されます。

この業界において女性の需要は極めて高いといえるでしょう。

入職後に弊害を感じる人も

塾講師という職種が女性を積極的に登用していることは前述の通りです。

しかし、その一方で、塾業界は女性が長く安心して働ける環境が整っているとは言い難いのが現状です。

その大きな理由の一つに勤務時間が深夜に及ぶことが挙げられます。

連日、夜遅い帰宅になることが一般的であるため、結婚や出産を考えた時、両立させることが困難であると判断し、実力のある女性が泣く泣く離職していくという事態は決して珍しいことではありません。

また休日も不定であるため、家庭の理解と協力がなければ続けられないことを覚悟しておきましょう。

正社員からパートタイマーへ

正社員としてフルタイムで活躍していた女性講師が結婚や出産を機に非常勤講師あるいはパート講師として仕事を続けていくという場合もあります。

この選択肢を選べば、業務が学習指導に限定されるため、深夜にまで及ぶ残業をする必要がなくなる上、希望休も取りやすく、勤務日を週に数回にすることもできます。

もちろん収入はダウンしますが家庭との両立を考えた場合、ベストな選択であるといえるかもしれません。

塾サイドからしても経験を積んだ講師を失うことを考えれば、多少条件が変わったとしても継続して勤務してもらえる方がありがたい、という場合が多いといえます。

また必ずしも同じ勤務先ではなく、他の塾に転職活動をする際にも経験者として優遇される可能性は極めて高いと考えていいでしょう。