塾講師は激務?

生活リズムを作るのに苦労

塾講師の生活時間は他の職種とは少しずれがあります。

出勤は昼過ぎとわりとゆっくりしているように思われがちですか、業務が深夜に及ぶことも珍しくないため、身体的には負担が大きいものです。

睡眠時間の確保や規則正しい食生活など多くの人にとって当たり前であることが塾講師には極めて難しいものになりうるのです。

結果、体調を崩してしまう人も少なくなく、志半ばで離職を余儀なくされることもあります。

このような面から考えると塾講師という職種が楽なものではないことが分かるはずです。

学習指導以外の業務も多い

講師として正社員登用された場合でも、学習指導を中心とした生徒対応だけをしていればいいというわけではありません。

社員として一企業を支えるための業務も行っていくことになります。

たとえば生徒募集のためのチラシ作りや対外的な説明会の企画・運営、各種合同説明会への出展、受験対策のための学校説明会への参加などいわゆる営業活動の占める割合もかなりあることを覚悟しておきましょう。

とくに勤続年数を重ねて塾長などの管理職を任された場合、むしろ営業活動の方がメインになる場合も少なくありません。

あわせて生徒の進学実績や成績の伸び率などのチェックが本部から入ってくるため、常に頭を悩ませ続けることになるでしょう。

これらは大規模展開している塾において非常に顕著な傾向です。

中小規模の塾の場合はこれらの負担は比較的少なめではありますが、それでも学習指導以外の業務が全くないということはありません。

だからといって授業の予習や教材研究を疎かにするのでは本末転倒であるため、必然的に睡眠や食事の時間が削られることとなり、前述のように健康を害してしまうケースも少なくないのです。

サービス残業は当たり前

これは教育職全般にいえることですが、この業界において「定時」という概念はあってないようなもの。

というのも、生徒や保護者への対応の結果、勤務時間を超過することは珍しくないからです。

たとえばやる気を持って学習に励む生徒が質問に来た時に定時を過ぎていたからといって無下に追い返すことはできないでしょう。

子どもの進路に対して真剣に悩んでいる保護者からの電話を勤務時間外だからといって切ることはできません。

教育職に携わる以上、定時が存在しないというのはこのような理由によります。

これを苦痛と考えるか、やりがいを感じるかでこの職業に対する意識も大きく異なってくるといえます。