塾講師の勉強方法

勉強時間を確保しよう

塾講師という職業の特徴として、自分自身が勉強をする必要があるということが挙げられます。

これを「教材研究」といい、塾だけでなく、教育に携わる職に就く人の多岐にわたる業務の中でも根幹を成しているものであると理解しておきましょう。

塾講師の出勤時間は他の職業に比べて遅めであるため、退勤後の深夜か出勤前の早朝~午前中に教材研究のための時間を確保する必要があります。

塾によっては他の講師との勉強会や講師のための特別講習等で教材研究を深化させる機会もあるようです。

そのような機会を有効に活用するためにもまずは自分の生活スタイルの中に教材研究に費やせる時間を確実に作っておくことが必要不可欠です。

生徒に分かりやすく伝えるために

塾講師にとって最も大切なことは生徒に授業内容をわかりやすく伝えることです。

そのために当該授業で最も教えたい内容を明確にする、つまり学習の到達点を踏まえ、そこに確実にたどり着く授業を構築することを心掛けた予習をしましょう。

これを意識しないと生徒は一体何を習得すべきなのかわからなくなってしまいます。常にゴールの分かる授業を作ることが大切です。

生徒の興味を引くために

いくら講師の側が熱心に学習指導を行っても生徒に意欲がなければ、その努力は水泡に帰してしまいます。

まず何よりも優先して行うべきことは生徒が興味を持って耳を傾けられるような話術を研究することです。

簡単に言えば生徒にとって楽しい授業展開を研究すべきであるということです。

ここでいう「楽しい」とは笑えるということだけを指すわけではありません。生徒が親しみやすいような話題を選定し、それと学習内容をマッチングさせるということです。

これには慣れや経験が必要となってくるため、なりたての際は難しいかもしれません。

そういった場合は授業外の生徒に積極的に声掛けを行うことをおすすめします。

生徒の興味や関心に直に耳を傾けることは授業展開を考える際はもちろんのこと、生徒との信頼関係を築く上でも有効です。

こうしたことを積み重ねていくと教材研究の際に良いアイディアが浮かんでくるものです。

それを書き溜めて引き出しを増やしていくといいでしょう。

自身の学習も必要不可欠

塾での授業で最も必要なことは「わかる」という経験を生徒に確実にさせてやること、そしてそのために生徒の興味・関心を引き学習意欲を向上させることに尽きます。

塾講師はそこに重きを置いた教材研究を日々する必要があるのです。

そこには講師自身の学力はそれほど影響しませんが勉強を教える以上、自身の鍛錬も必要です。担当教科の参考書を1冊用意し、その内容を頭に入れる努力をしましょう。

「教える」という観点で学習することは学生時代とは異なるものであり、案外吸収が良いことに驚くはずです。