情報システム(社内SE)の現状と将来性

ますます拡大する企業のIT化

企業のビジネス活動において、事業拡大にITを活用することは必要不可欠となっています。

このようなIT化の流れは今後もますます拡大し、これまでなかなか対応できていなかった中小企業や業界にまで普及すると考えられます。

こうした状況において、社内でシステムを管理、運用する情報システム部門の役割は、企業の規模、業種に関わらず高まっていくでしょう。

他業界へと活躍の舞台は広がる

近年では、IT系企業だけでなく、金融、製造、医療などのあらゆる業種の企業であってもIT化が避けてはとおれない状況になっています。

社内システムの拡大やWebシステムの導入の際には、多くの企業が社内SEを求めるため、IT系企業のSEの経験や社内SEの経験などを活かして、他の業界で活躍するチャンスも広がっています。

そのためにも、ITの知識やスキルだけでなく、業界の知識や、会計や人事といった業務知識や経験なども身に着けることで、社内SEとしての価値を高めることが求められます。

情報保護、内部統制強化への取り組み

業務のIT化が進むと同時に、アクセス管理やセキュリティ対策といった情報保護や、内部統制強化なども課題になっています。

また、機密情報や技術の流出などを防ぎたいという観点からも、外部のシステム会社のみに任せるのではなく、自社でSEを育成、管理したいというニーズも強く、社内SEの必要性が高まっています。

部門を横断して全社的な視点をもつ社内SEへのニーズ

多くの企業では、段階的に業務のシステム化に取り組まれていますが、最終的には個々のシステムだけではなく、全社的な視点でシステムを把握することが必要になります。

社内SEは、会社の方針や戦略に沿ったシステムであるかをチェックしながら、全社にわたるシステムを横断的に考えることが求められています。