助産師にとって大切なこと(体験談)

執筆者:いちご 28歳 女性 経験年数5年

コミュニケーションをとること

毎日病院で外来や病院診療、出産に携わっていると、同じような処置に関わることもでてきます。

私たち助産師にとっては同じようなこと、毎日携わることでも、患者さまにとっては初めてのこと、あまりよく分からないことです。

そのため、しっかり説明を行って同意を得てから行うこと、理解されているのか確認すること、不安なことや分からないことはないか確認していくことが大切になります。

また、患者さまだけでなく、ご家族の方に対しても同じように行っていく必要があります。

そして、働くうえで、医師や助産師、看護師などのスタッフと連携を取りながら仕事をすることも大切です。

わからないこと、できないことを自己判断せずに、必ず他のスタッフに確認をすることが必要です。そうすることが、患者さまの安心・安全を守ることにつながります。

体調管理は万全に

仕事をしていると、出産が重なったり、緊急の手術が入ったり急に忙しくなることもあります。時には食事をする時間が取れないこともあります。

忙しいときには、定時で帰れず数時間残業をし、次の日も朝から勤務をすることもあります。

体調が悪いのに無理して仕事をすることで、患者さまにもスタッフにも迷惑をかけてしまうことがあるため、無理をする必要はありませんが、仕事のシフトの日・時間は体調をしっかり整えて仕事に臨むことが必要です。

とくに、助産師は夜勤がある場合も多いので、昼夜逆転してしまわないように、生活リズムを整えていくことが大切です。

仕事を始めてすぐには慣れないかもしれませんが、先輩助産師に体調管理の仕方や日勤と夜勤の日の過ごし方について聞いてみると、スムーズにリズムを作ることができると思います。

仕事とプライベートの切り替え

患者さまの前ではいつでも助産師であることです。

プライベートでどんなに悲しいことやつらいことがあっても、勤務に入るときはしっかりと切り替えて、患者さまやご家族の方の前ではそのような素振りを見せないことが大切です。

とくに、妊娠中や分娩中、出産後のお母さんは、子どもを守るため普段より敏感になっているので、私たち助産師の精神状態を感じ取ってしまったり、影響を受けてしまったりすることもあります。

ナース服に袖を通したら気持ちを切り替えるなど、自分なりのルールを作っておくと切り替えやすくなると思います。

患者さまの立場になる

病院に来られる患者さまは、年齢も家族構成も、職業や価値観などさまざまです。

自分の考えで判断したり、自分の考えを押し付けたりするのではなく、患者さまの立場になって考え、行動することが求められます。

また、患者さまにとってより良い方法や取り入れやすいことを提案したり、選択したりできるように情報提供を行うことも大切です。

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