中卒から柔道整復師になるには

中卒から柔道整復師になるための条件

柔道整復師は、中卒でも目指すことが可能な職業です。しかし、そのためにはいくらかの条件をクリアしなくてはなりません。

まず、柔道整復師は国家資格ですから、資格を得るためには国家試験を受験し、合格する必要があります。

しかし、この国家試験は誰でも受けられるというものではなく「指定された専門学校や大学で3年以上、柔道整復について学ぶ」必要があります。

専門学校や大学には、中卒のままでは進学できません。「高卒」の学歴、あるいはそれと同等の資格が必要となるのです。

ですから、もし高校に進学するのは難しいということであれば、「高等学校卒業程度認定試験(旧大検)」を受けて「高卒と同等」の資格を得ることが必要になってきます。

高等学校卒業程度認定試験とは

高等学校卒業程度認定試験とは、何らかの事情で高校を卒業できなかったり、高校に進学できなかったりした人でも「高校を卒業した人と同等以上」の学力があることを認定するための試験で、年に2回行われています。

この資格試験に合格すれば、高卒の人と同等以上学力を持っていることが証明され、専門学校や短大、大学の試験を受けて進学することができます。
※本試験はあくまで高卒と同等の「学力」が認められるものであり、「学歴」としては認められません。

なお、受験資格として、試験受験日の年度の終わりまでに「満16歳以上」であることが挙げられています。

また、すでに高卒であるなど「大学入学資格」を持っている場合は、受験することはできません。

柔道整復師の養成学校に通う

高等学校卒業程度認定試験に合格したら、次は柔道整復師になるための専門学校あるいは大学に進学します。なお、入学するためには基本的に「18歳以上」であることが求められます。

ここからは、高卒の人と同じような道のりで柔道整復師を目指していくことになります。

養成学校で柔道整復について3年以上学び、国家試験を受け、整骨院などに就職をして、柔道整復師として働き始めるというのが一般的なルートです。

柔道整復師になるには

なお、柔道整復師はいざ現場に出てしまえば、一般的にいわれるような「学力」で誰かと比較されるようなことは基本的にありません。

それよりも、経験や専門知識・技術、そして患者さんに対する責任感や豊かな人間性が問われます。

ただし、柔道整復師の学校に通うには最低でも合計で300万円〜400万円程度の学費が必要です。こういった点も含め、よく計画を立ててから目指すようにしましょう。