ジャーナリストの勤務時間・休日

スケジュール管理が必要

ジャーナリストは、特定の報道機関や会社に所属せずに活動する、いわば自由業ですので、決まった勤務時間というものはありません。

自由といえば自由ですが、決して気ままな職業ではありません。

むしろ、締め切りの原稿に追われたり、取材相手の時間の都合に合わせたりと、常にスケジュール管理が必要となります。

徹夜もある

会社員の場合は、1日平均8時間労働が普通で、残業があっても1~2時間で終わることが多いでしょう。

しかし、ジャーナリストの場合は、いくつかの雑誌社、新聞社の原稿の締め切りが重なった場合、深夜遅くまで、あるいは徹夜を強いられて原稿執筆に取り組む日が続くこともあります。

取材ではあらゆるところへ

取材のアポイントをとるに当っても、相手が著名人や有力政治家などの場合、なかなか取材の時間を作ってもらうことができません。

場合によっては、相手が出張先にいる場合、そこまで出かけていって話しを聞くということもあります。

契約している報道機関や出版社の要請によっては、外国に出張することもあります。

国際的に大きな事件が発生したり、イベント、重要会議などの場合、報道機関は、契約ジャーナリストに取材をお願いし、現地からレポートを送るよう要請します。

そうした場合の出張費はもちろん報道機関が負担しますが、誰と会ってどういう話を聞くかは、すべてジャーナリストにゆだねられます。

語学はもちろん堪能でなければなりませんが、時には専門的な内容の取材もあり、そうした場合には、現地通訳を依頼することもあります。

ジャーナリストはそうした出張、取材に伴うお膳立てはすべて自分で行わなければなりません。会社がやってくれるわけではありませんので、かなりハードな仕事となります。

原稿は、現地レポートとして、毎日ホテルから送ることになりますが、比較的締め切りに余裕のある場合は、帰国してから、執筆する形をとります。

仕事と休日のバランスが大事

ジャーナリストは、日々、原稿執筆や取材に追われますが、時には、そうした仕事がまったくない日もあります。

しかし、そうした日こそ、ジャーナリストは充電に努めなければなりません。

日ごろ関心のある書物を読んだり、専門家の講演を聞いたり、仕事と直接関係のない分野についても、知識や情報を蓄積する必要があります。

そうした蓄積が、仕事に大いに役立つことはいうまでもありません。

もちろん、ジャーナリストにも休日はあります。自分のスケジュール管理の中で、仕事をしない日を作っておくわけです。

一週間に1日、あるいは月に2~3日、家族とレジャーを楽しんだり、旅行に出かけたりする時間を持ちます。

そうした時間は、ジャーナリストの仕事の活力にもなります。

決まった勤務時間のないジャーナリストにとって、仕事と休日のバランス及びスケジュールの自己管理が、不可欠といえるでしょう。