ジャーナリストの1日

自分でスケジュールを管理する

ジャーナリストは、新聞社や雑誌社に勤務するわけではなく、フリーランスで活動するため、決まった出勤時間があるわけではありません。

自由といえば自由ですが、仕事の段取りを考えながら、その日、あるいは1週間のスケジュールを頭に入れ、仕事に対して厳しいスケジュール管理をしていかなければなりません。

ときには取材のため、地方に出かけることもありますが、おおむね自宅あるいは、個人事務所が仕事場になります。

朝早く起きて原稿執筆に取り掛かり、その後に打ち合わせや取材、インタビュー、調査などに出かけるジャーナリストもいますが、平均的には夜、執筆に取り掛かる人が多いようです。

ジャーナリストのある1日

08:00

起床。朝は必ず、新聞に目を通します。

09:30

出版社と打ち合わせ

11:30

昼食。外出途中で店に入り、昼食を済ませます。

13:00

取材

16:00

資料探し。図書館や書店を回り、執筆に必要な資料を探します。

18:00

休憩、夕食

21:00

執筆

25:30

就寝。寝る時間は日によって異なります。集中力が切れたら早めに休むこともあります。

午前中は打ち合わせが多い

朝は大体、出版社や雑誌社などとの打ち合わせに時間を費やす人が多いようです。

ジャーナリスト自身が、出版社などに出向くケースもありますが、編集者が訪ねてくるケースが多いようです。

打ち合わせでは、執筆した原稿のチェックのほか、次号の編集テーマについて、編集者と意見交換します。

編集者とは別に、印刷、デザイナーさんとの打ち合わせなどもあります。雑誌によっては、グラビアやデザインを重視する会社もあるからです。

そうしたデザインレイアウトについて、意見を述べたり、希望を提示するケースもあります。

もっとも、最近では、原稿のやりとり、デザインのチェックは、メールなどによってパソコン上で行うケースも増えています。

ただ、細部にわたるチェックや手直しなどの場合は、やはり対面でのやりとりが重要になります。

午後は取材

昼食は、編集者との打ち合わせを兼ねてとる場合や個人的にとる場合などまちまちです。

昼食のあと、午後は、取材などに出かけます。

前日までにアポイントメントを入れた相手方のところに出向いて、取材をしたり、インタビューを行います。

取材は1〜2時間が平均的なところです。長時間の取材は相手に迷惑をかけます。

メモを取りながら、あるいは、相手の了承を得た上で、録音をとる場合もあります。

一般的な取材、たとえば、政局動向の見通し、経済状況に対する判断などの場合は、録音を了承してもらえることが多いですが、人事問題や機微に触れる案件に関しては、録音できない場合が多くあります。

インタビュー、あるいは取材のほか、役所や研究所、国会図書館などに調査に出向くことも多くあります。

最近では、さまざまなデータ、資料がインターネット上に公開されることが多いのですが、ジャーナリストとしては、そうしたインターネットで得られない情報を、直接関係当局に出向いて入手することが重要となる場合が多くあります。

夜は執筆の時間

夜には、その日取材した事柄やインタビュー内容を整理し、執筆に取り掛かります。

原稿の締め切りが迫っている場合は、深夜、場合によって翌朝までかかることもあります。

就寝は、ジャーナリストによってまちまちですが、夜の会合・打ち合わせが入った場合は、かなり遅くなりますが、平均的にジャーナリストは夜型の人が多いようです。