海のレジャーに関わる職業、仕事

周囲を海に囲まれている日本では、夏を中心に、毎年たくさんの人が海のレジャーを楽しんでいます。 ダイビングやサーフィン、シュノーケリングなど、海ではさまざまな楽しみ方がありますが、ただ自分が楽しむだけでなく、それらの魅力を人に伝えたり、海での安全を守ったりといったように、仕事にして生きていくことも可能です。 ここでは、海のレジャーに関わる職業のうち代表的なものを紹介します。

ダイビングインストラクター

ダイビングインストラクターは「海のプロフェッショナル」として、ダイビングを楽しみたいと考える人に対し、ダイビングを安全に、快適に楽しむための指導をする人のことをいいます。

具体的には、一般のダイバー向けの講習や、海洋実習の指導、水中ツアーの案内などを行います。

大小とりどりの魚が泳ぐ水中はとても美しい反面、人間が日々生活する陸とは異なる特殊な環境であるだけに、危険も伴います。

ダイビングインストラクターは、海を愛する気持ちはもちろんのこと、人の命を預かるという責任感とダイビングの高度なスキルを持って仕事に臨むことが必要とされます。

サーフィンインストラクター

サーフィンインストラクターは、サーフィンの高度な知識と技能を持ち、サーフィンを楽しみたいと考える人に指導をする仕事です。

初心者から上級者まで、さまざまなレベルの人を対象とするため、その人に合った方法で、わかりやすく丁寧に教える能力が必要とされます。

サーファー人口の拡大とともに需要が伸びており、最近では女性のインストラクターも増えているようです。

サーフィンの魅力を伝え、より多くの人にサーフィンを楽しんでもらえる環境づくりをすることも、サーフィンインストラクターの役割の一部です。

ライフセーバー

ライフセーバーは、主に海やプール、川、湖などで、安全に遊泳が楽しめるように監視・指導を行う仕事です。

水難事故を未然に防ぐために重要な役割を担っており、万が一事故が発生した場合には即座に救助活動を行い、応急処置を行います。

なるために特別な資格は必要ありませんが、人命に関わる仕事であるだけに、日本ライフセービング協会の「ライフセーバー資格」や、日本赤十字社の「水上安全法救助員」の認定を受けて活動する人が大半です。

海が好きであることに加え、人を危険から守るという使命感、責任感も問われる仕事です。

マリンスポーツ会社スタッフ

マリンスポーツ会社スタッフとは、シュノーケリングや体験ダイビング、バナナボート、ジェットスキーなどのマリンスポーツを企画・運営する会社で働く人のことをいいます。

具体的には、お客さまに楽しんでもらえるイベントやアクティビティの企画を中心に、その運営やマーケティング、広報活動などを行います。

会社によって規模や事業内容は異なり、なかには総務や経理などの裏方として活躍する人もいます。

マリーナスタッフ

マリーナスタッフとは、ヨットや小型船など、海のレクリエーションを楽しむための港を中心とした複合施設「マリーナ」に勤務する人のことをいいます。

近年はマリーナで提供するサービスも拡大しており、ホテルなどの宿泊施設やレストラン、テニスやゴルフ場などのスポーツ施設を付帯しているところが増えています。

各施設で働くマリーナスタッフは、接客を中心に、万が一の事故が起きた場合には救助活動、また海に関するさまざまな情報を集めて海の安全を守る役割を担っています。

観光船スタッフ

観光船スタッフとは、日本各地の観光船の運航に携わる人のことをいいます。

自ら船に乗ってお客さまにサービスをする人や、周辺の観光ガイドをする人もいれば、地上でチケット販売を行なったりお客さまを船まで誘導する人、さらに船の操縦や機関部のメンテナンスをする人など、それぞれが自らの持ち場で知識とスキルを発揮して活躍しています。

特別なスキルや知識は求められないことが多いですが、航海士として働くためには海技士の免許が必要となります。

海のレジャーは楽しい反面、自然を相手にするため、ときには危険なこともあります。 そのため、海のレジャーに関わる仕事に就く人は、海についての知識や業務に必要なスキルをきちんと身に付けていることが求められます。 ここで挙げた職業のなかには、働くために資格が必要なものもあれば、そうでないものもあります。 興味がある仕事を見つけた人は、なるための方法や仕事内容について詳しく調べてみましょう。