人事のつらいこと、大変なこと、苦労

秘密を抱えることが多い

人事の仕事では、個々の社員の評価や昇進・昇格に関することなど、他人に喋ってはならない情報を多く得ることになります。

そのため、どうしても他の職種の社員とは一線を画さなければならなかったり、業務について気軽に相談ができない場面も多くなりがちで、孤独を感じることがあります。

また、人事は企業経営に不可欠な存在ですが、とくに管理系部門以外の社員からは「普段、人事は何をやっているのかよくわからない」という目で見られてしまうこともあります。

そんな寂しい気持ちに負けないためには、自分が会社を支えていくのだという誇りと責任感をしっかりと持っていくことが大切です。

長期的に目標を追いかけていく必要がある

人事は、たとえば営業のように「その日、その月にいくら売り上げれば目標達成」といった短期的な目標が立てづらい仕事です。

たとえば、社員に教育や研修を行ったとしても、それが明日、明後日といったほんの短い時間で効果が表れることはほとんどありません。

地道に積み重ねていったことが、数年後、ようやく実を結んで組織が変わっていく。そういうことに人事は関わっていきます。

「今年度は〇〇人採用する」といった採用計画に基づく成果は数値で見えるものの、どちらかというと長期的に目標を達成していく考え方で仕事を進めており、全体的に成果を具現化しにくい業務が多いため、ときに自分のやっていることに自信が持てなくなってしまう人もいるようです。

批判の対象となることも

このように、人事は裏方で会社を支えていますが、人に関わる仕事には正解がないため、自分自身でその瞬間に最善の答えを出していかなくてはなりません。

それができるようになるためには、とにかく勉強をして自分自身を大きくしていかなくてはなりません。どんどん経験し、失敗し、そこから学び取る姿勢が不可欠です。

人事は、先に述べた通り、がんばっていても仕事の成果が見えづらいため、人から簡単に「がんばったね!」と褒められにくい仕事です。

そればかりか、採用活動にしろ、人事異動にしろ、自分が関わって決定したあらゆることに対し、すべての社員が100%納得・満足することはありません。

場合によっては「あの人事のせいで…」と、嫌われ役になってしまうこともあります。

だからこそ、自分が「正しい」と思う答えに自信を持ってたどり着けるように、スキルアップを目指していくことが大切です。