人事の資格、スキル

人事は、仕事に就くうえで絶対に必要とされる資格があるわけではありません。

しかし、日常的に業務を進めていくうえでは専門知識が必要とされる場面もでてくるため、関連する資格を持っておくと役立つことがあります。

ここでは、そんな人事に関連する資格の種類について紹介します。

代表的な人事関連の資格

衛生管理者

職場の設備や作業方法、衛生状態などを見回り、健康障害のおそれがあるときに防止の措置を講じるための資格です。

企業では、労働安全衛生法により、職場の規模に応じてこの資格の所持者を一定数以上置くことが義務付けられています。

常時50人以上の従業員がいる職場では1人以上、200人超の職場では2人以上、500人超は3人以上、さらに1000人を超える職場では3任以上の衛生管理者のうち、1任は専任であることが義務となっています。

衛生管理者は、人事や総務の社員が兼務するのが一般的となっているため、企業によっては人事に配属となると取得を目指すようにいわれることもあります。

社会保険労務士

健康保険、年金といった社会保険や、雇用保険など労務全般に関する専門知識を持っていることを示す資格です。

従業員を雇ううえで必要になるこれらの保険手続きをするにあたって、必要書類を作成し、その書類を役所に提出代行することは、社会保険労務士の資格取得者の独占業務となっています。

合格率は10%前後と難易度が高めの試験であるため、この資格を持っていると人事としての転職時に有利になることがあります。

社会保険労務士の仕事

その他

特定の業種で必要とされる資格や、人事からステップアップする際に役立つと思われる資格です。

中小企業診断士

人事は、経営全般の知識が生かせる仕事です。この資格を取得することで企業経営の専門家としての活躍が期待でき、社内のコンサルティング的なポジションに就いたり、独立したりすることも可能になってきます。

安全管理者

建設業、製造業、運送業といった一定の業種で、常時50人以上の従業員がいる事業場では、国家資格である安全管理者を置くことが労働安全衛生法によって義務づけられています。