社会人から自衛隊に入るには

「年齢」や「学歴」で変わるルート

社会人から自衛隊への転職をめざすにはいくつかの選択肢がありますが、どのルートをめざすかには「年齢」や「学歴」がとても重要な条件になってきます。

たとえば、あなたが18歳〜26歳までの場合は、「自衛官候補生」をめざすことができます。

試験に合格して「自衛官候補生」になれば、3か月の訓練期間を経てすぐに自衛官になることができます。

もう一つの選択として、もっと長く訓練を積んでから現場に出たいという人は「一般曹候補生」をめざすことも可能です。

「一般曹候補生」は、簡単に言うと前述の「自衛官候補生」を指導する立場の人間を育成するコースです。

専門知識があれば新たな可能性も

では、27歳以上になってから、自衛隊に入りたいと思った場合はどうすればよいのでしょうか。この場合は学歴が重要です。

もし大学卒業の学歴があれば、「一般幹部候補生」として各自衛隊の幹部自衛官となる者(飛行要員含む)を養成する制度に応募することができます。

大学で歯学を学んだ学生が歯科医官となるコースとして「歯科幹部候補生」、薬学を学んだ学生が自衛隊の病院等で働く薬剤官となるコースとして「薬剤科幹部候補生」があります。

この分野に限っては募集の年齢が少し高く、「薬剤科幹部候補生」は28歳未満、「歯科幹部候補生」は30歳未満まで応募が可能です。

「予備自衛官」という選択も

大学で医学や歯学を学んだ学歴はなく年齢も30歳以上だけど、どうしても社会人から自衛隊をめざしたいと考えた場合、34歳未満であれば「予備自衛官補」に応募することができます。

「予備自衛官」とは、普段は違う仕事に就いていても、有事のときには自衛隊に駆け付けて一緒に働く自衛官のことです。

大災害の発生のときなどいざというときの戦力として期待されていて、訓練や出勤の際には手当も出ます。

まずは「予備自衛官補」として採用されれば、一定期間の教育訓練を行ったあとに「予備自衛官」として任用される可能性があるため、こうしたルートから自衛隊への関わりをめざすのも一つの手です。